日本全国に海上コンテナ・中古コンテナ・JIS規格コンテナを格安で販売

(左:トップリフター、右:フォークリフト)

コンテナのハンドリングについて

コンテナは海上輸送、鉄道輸送などを効率化するために開発されましたが、効率化とはいったいなんでしょうか?

箱型にすることで段積みすることが出来るため「輸送量が増える=効率化」というのが一般的なイメージではないでしょうか。ですが、物流の観点から見るとコンテナ化することで劇的に輸送量が増えたわけではありません。

では、コンテナは一体、何が画期的だったのでしょうか?

答えは「ハンドリング(荷役)」が容易となり短時間で積み下ろしや持ち運びが出来るようになったことです!

コンテナのハンドリング(荷役)方法には様々な方法がありますが、クレーン以外では以下が使用されています。

名前 説明
リーチスタッカー

大型コンテナのハンドリングに特化した車両で、構造としてはクレーン車に近い特殊荷役車両です。クレーン車のようなアームの先端に取り付けられたスプレッダーという装置でコンテナをつかんで持ち上げます。

後述のトップリフターと異なり、車両を移動させることなく、伸縮するブームを使うことでコンテナを移動させることができるので、港湾など、大型コンテナの取扱いが多い場所で最も普及しています。

トップリフター

同様にスプレッダーという装置でコンテナをつかんで持ち上げますが、車体はフォークリフトを使用しているため、リーチスタッカーよりも安価に購入することができます。

リーチスタッカーと異なり、スプレッダーは上下にしか動かないため、コンテナの移動はすべて車両本体で行う必要があり、運転技術が非常に求められるため、数は少なくなりつつあります。

フォークリフト

小型のコンテナ~大型コンテナ(軽荷状態)のハンドリングに用います。

特別な改造などは必要なく、適切な荷重を選択するだけで対応できますので、港湾などのコンテナを大量に取り扱う場所以外では、フォークリフトの使用が一般的です。

鉄道輸送であっても、地方の小さい駅ではフォークリフトで荷卸しする姿を見ることができます。

(左:トップリフター、右:フォークリフト)

(左:トップリフター、右:フォークリフト)

コンテナは出荷地から着荷地まで、コンテナに入れたまま、荷物の出し入れが不要な「ドア to ドア」輸送が可能です。

工場、倉庫、空港、港と様々な現場で活躍している「フォークリフト」で扱うことが出来るため、専用の設備がなくてもハンドリング(荷役)が可能なため、コンテナが普及したと言えるでしょう。

この記事ではコンテナをフォークリフトでハンドリングするために必要な情報をご紹介します。

フォークリフトポケットの存在

フォークリフトポケットの存在

コンテナには様々なサイズがあります。40FT(フィート)20FT(フィート)12FT(フィート)があります。

20FT(フィート)以下のコンテナには、すべてフォークリフトの爪を挿して持ち上げるための「フォークリフトポケット(又は、フォークポケット)」があります。

以下は20FTコンテナの集積場の写真です。今回は3つのコンテナだけ赤丸で囲っていますが、実はすべてのコンテナに「フォークポケット」が付いています。

コンテナサイズとおすすめのフォークリフトのサイズ

様々なサイズがあるとご紹介したコンテナですが、長さが40FT(約12m)から12FT(約4m)まで大きな差があります。

コンテナのサイズの違いに合わせて、フォークリフトポケットの位置やコンテナ自体の重量が異なります。

ここでは、40FT、20FT、12FTコンテナをハンドリング(荷役)するためにおすすめのフォークリフトのサイズをご紹介します。
それぞれ確認していきましょう。

40FT(フィート)コンテナ

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40FTコンテナになると、すべてのコンテナにフォークリフトポケットがあるわけではありません。また、コンテナ自体の重量だけでも3.5トン~4トンあります。

長さ40FT(約12m)のバランスを取るため、フォークリフトポケットの間隔は広めになっており、約1.8mがメインのサイズとなります。

爪幅約1.8mに対応するか、幅広の特別なアタッチメントが必要であり、バランスをとるためにも余裕を持った性能を持つフォークリフト(10トン以上)でのハンドリングをおすすめします。

なお、このサイズのコンテナでは荷物を入れた状態でのフォークリフトポケットでのハンドリング(荷役)は推奨されていません。空荷状態のハンドリングに使用し、荷物を入れた状態の場合にはトップリフターやクレーンなどの使用をおすすめします。
それぞれ確認していきましょう。

20FT(フィート)コンテナ

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汎用性が高く、国内で重宝されているサイズです。コンテナ自体の重量は2トン~2.5トン程度のため、小型のフォークリフトでも持ち上げることが出来る重量です。

しかし、フォークリフトポケットの間隔は1m~1.8mと様々なサイズがあるため、所有するフォークリフトの爪幅に合わせたコンテナである必要があります。

また、小型すぎる場合には重心が爪の先端にかかるため、安定が悪いということが考えられます。

転倒事故の原因となりますので、余裕を持ったフォークリフトを選択する必要があります。
それぞれ確認していきましょう。

12FTコンテナ

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国内では鉄道コンテナとして使用されており、重量は1.5トン程度のため、ハンドリング性能は最も良好です。

フォークリフトポケットの間隔は1.0m程度から使用できるように作られています。

荷物を入れた状態でも5トン程度のため、荷物を入れた状態でのハンドリングにも適していますので、10トン以下のフォークリフトでもハンドリング(荷役)が可能です。

コンテナのハンドリングについてのまとめ

一言で「コンテナ」といっても、サイズや重量によって、適切なハンドリング(荷役)が異なります。

用意できるフォークリフトのサイズに合わせたコンテナを選ぶか、コンテナに合わせたフォークリフトを選ぶことで、安全なハンドリング(荷役)を行うことが出来ます。

この記事が、皆様の最適な「コンテナ」選びの一助となれば幸いです。

国際規格(ISO)ドライコンテナ 鉄道コンテナ
40FT 20FT 12FT
外寸 長さ 12.20m 6.06m 3.66m
2.44m 2.44m 2.44m
高さ 2.59m 2.59m 2.59m
重量 自重 3.5~4.0t 2.0~2.5t 1.5~2.0t
フォークリフトポケット間の距離 1.8m 1.0m~1.8m 1.0m~1.4m

(今回ご紹介したコンテナの内寸/開口部サイズ/床面積の比較)
※コンテナの長さについて

以上「コンテナのハンドリングについて」でした。

 

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コンテナ選びに失敗しないために

海上コンテナは6FT、10FT、12FT、20FT、40FTなどの種類があり、高さが2,591mmの通常タイプ、2,896mmのハイキューブと種類が豊富です。

弊社では常に在庫を豊富に取り揃えております。

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どんな質問でも構いません。

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よくある質問

海上コンテナとは、貨物を効率的に輸送するために設計された大型のスチール製の容器です。国内外の物流で使用され、特に船舶による輸送に適していますが、鉄道やトラックとも連携して輸送されることが一般的です。海上コンテナは、ISO(国際標準化機構)による規格に基づいて設計されており、世界中で統一されたサイズと仕様が採用されています。これにより、港湾設備や輸送機関間での積み替えが容易になります。

また、耐久性に優れているため、昨今では倉庫などに多くの方が利用するシーンが増えています。

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中古コンテナとはもともと貨物輸送や保管に使用されていた海上コンテナが、役目を終えた後に再利用されるものです。新品のコンテナよりも安価で入手できるため、さまざまな用途に活用されています。

また、中古コンテナは一般的に10~15年落ちのコンテナが出回ることが多く。

多少の傷やサビがあるもの、外観がかなり損傷しているものなど状態がさまざまなものが「中古コンテナ」として販売されます。

このように状態が様々な中古コンテナですが、ハレコンテナでは雨漏り・整備・補修(さび落とし・タッチアップ塗装)を行い、通常利用できる状態で販売しております。

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JIS規格コンテナとは、海上コンテナ(ISO規格のコンテナ)とは違いJIS鋼材を使用し、日本独自の規格により造られたコンテナです。通常の海上コンテナでは難しい建築確認申請も、JIS規格コンテナなら問題なく建築確認が取得できます。

昨今ではJIS規格コンテナを利用したコンテナハウスが多く見られるようになってきました。

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SOCコンテナとは、Shipper's Own Container(荷主所有コンテナ)の略称で、貨物を輸送する荷主自身が所有または調達したコンテナを指します。

日本では主に海外輸出用のコンテナとして利用されます。

ハレコンテナではSOCコンテナも取り扱っておりますので詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

日本全国対応いたします。
※一部の地域(離島)は対応してないケースもございますので、詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

コンテナの輸送設置費用は、サイズ、都道府県の地域によって異なります。

輸送設置費用を知りたいお客様はスタッフまでお気軽にお問い合わせください。

ワンウェイコンテナとは輸入の際に、商品や製品を積み込み使用されたコンテナになります。

ハレコンテナで販売しているワンウェイコンテナは、中国で造られた新品のコンテナに商品や製品を積み込み、1度利用したコンテナをワンウェイコンテナとして販売しております。

ワンウェイコンテナは輸入の際に1度使用したコンテナ。

新品コンテナは1度も使用していないコンテナになります。

ハイキューブコンテナとは、通常の高さよりも30センチ背の高い(2,896mm)コンテナになります。

通常のノーマルタイプは高さ2,591mmになります。

コンテナのカスタマイズも受け付けております。

一般的に窓やドアを取り付けるお客様が多くいらっしゃいますが、断熱加工、電気工事、エアコンの取付けなども行っております。

また、お客様の方で「この窓を取り付けてほしい」「このドアを取り付けてほしい」など商品を指定することも可能です。

詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

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