コンテナの購入を検討するとき本体価格とあわせて必ず気になるのが「輸送費」です。この記事ではサイズ別・距離別の費用目安と輸送費を安く抑えるための具体的なポイントを解説します。
中古コンテナを購入する際、本体価格だけを見て「安い!」と思っても、いざ見積もりを取ると輸送費が加わってトータルコストが想定より高くなるケースは少なくありません。コンテナは自重1〜4トンの鉄の箱ですから、一般的な宅配便のように気軽に送れるものではなく、4トンユニック車やトレーラーといった専用車両が必要です。
ハレコンテナでは、設置場所の住所をお伝えいただければ本体+輸送費+設置費のトータル見積もりを無料でお出ししています。この記事では、見積もりを取る前に「だいたいいくらくらいかかるのか」をイメージしていただくための情報をまとめました。
この記事でわかること
- コンテナの輸送費を決める3つの要素(サイズ・距離・搬入条件)
- サイズ別・距離別の輸送費の目安
- 輸送費に含まれるもの・含まれないもの
- 輸送費を安く抑える5つのコツ
- 自分で引き取り(ヤード引取)する場合の費用
- 北海道・沖縄・離島への船便輸送の追加費用
コンテナの輸送費を決める3つの要素

①コンテナのサイズ — 使用する車両が変わる
コンテナの輸送費に最も大きく影響するのはサイズです。なぜなら、サイズによって使用する車両が異なるからです。
6ft〜20ftのコンテナは4トンユニック車(クレーン付きトラック)で搬入します。ユニック車はクレーンでコンテナを吊り上げて設置場所に降ろす(真横のみ)ため、1台で搬入から設置まで完了できます。ここで重要なポイントは、コンテナを小さくしても搬入トラックのサイズは変わらないということです。6ftでも12ftでも20ftでも、使用するトラックは同じ4トンユニック車で輸送しクレーンで吊り上げて設置作業を行います。つまり、6ftを1本運ぶ輸送費と20ftを1本運ぶ輸送費は大きく変わりません。
40ftのコンテナはトレーラー(全長約16m)での搬入となります。トレーラーはユニック車より大型で、設置にはラフタークレーン(別手配)が必要なため、20ft以下と比べて輸送費が高くなります。
②配送距離 — 弊社ヤード(愛知県弥富市)からの距離
ハレコンテナの自社ヤードは愛知県弥富市にあります。ここからトラックで設置場所まで運ぶため、距離が遠いほど輸送費は高くなります。高速道路料金・燃料費・ドライバーの拘束時間がすべて距離に比例して増えるためです。
愛知県内や隣接県(三重・岐阜・静岡・滋賀)は輸送費が最も安いエリアで、東北・北海道・九州南部になるほど高くなります。北海道や沖縄は名古屋港からの船便が必要なため、陸送費+船便費用がかかります。
③搬入条件 — 道路幅・設置場所の環境
設置場所の搬入条件も輸送費に影響する場合があります。具体的には、前面道路が狭い場合の迂回ルート、長距離の未舗装路、急な坂道、都市部の交通規制などです。標準的な搬入条件(前面道路幅4m以上・平坦な敷地)であれば追加費用はかかりません。
サイズ別・距離別の輸送費の目安
6ft〜20ft(4トンユニック車での搬入)
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6ft〜20ftのコンテナの輸送費は、おおむね以下の距離帯に分けられます。あくまで目安であり、正確な金額は設置場所の住所によって異なります。
| 距離帯 | エリアの例 | 輸送費の傾向 |
|---|---|---|
| 近距離(〜2時間) | 愛知・三重・岐阜・滋賀・静岡西部 | 最も安い ※設置費用含め約6~7.5万円 |
| 中距離(2〜5時間) | 大阪・京都・奈良・兵庫・長野・山梨・福井・富山・石川 | やや安い〜標準 ※設置費用含め約8~10万円 |
| 長距離(5〜8時間) | 東京・神奈川・千葉・埼玉・広島・岡山・福岡 | 標準〜やや高い ※要御見積 |
| 遠距離(8時間以上) | 東北・九州南部・山陰 | やや高い〜高い ※要御見積 |
| 船便が必要 | 北海道(苫小牧港経由)・沖縄(那覇港経由)・離島 | 高い(陸送+船便費用) ※要御見積 |
※ 上記は目安です。正確な輸送費は設置場所の住所によって異なります。
※ ハレコンテナでは設置場所の住所をお伝えいただければ、輸送費込みのトータル見積もりを無料でお出しします。
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40フィートコンテナはトレーラー(全長約16m)で搬入するため、20ft以下と比べて輸送費が高くなります。トレーラーは高速道路料金も高く、ドライバーの技術も求められます。設置には別途ラフタークレーンが必要となり、クレーンの手配費用が追加されます。
40ftの搬入には前面道路幅5m以上が必要です。道路幅が足りない場合は40ftの搬入ができませんので、事前に設置場所の道路幅を確認してください。
輸送費に含まれるもの・含まれないもの
輸送費に含まれるもの
ハレコンテナの輸送費には、自社ヤード(愛知県弥富市)から設置場所までのトラック運送費が含まれています。高速道路料金・燃料費・ドライバーの人件費がすべて込みの金額です。
設置費用について
コンテナをトラックから降ろして設置場所に置く作業を「設置」と呼びます。4トンユニック車での搬入の場合、ユニック車のクレーンでコンテナを吊り下ろしてレベル調整(水平出し)まで行います。設置場所が平坦であれば特別な基礎工事は不要ですが、傾斜地の場合はブロック等で水平を出す作業が必要になるケースがあります。
輸送費に含まれないもの(別途費用がかかる場合)
以下の項目は輸送費とは別途の費用がかかる場合があります。
- 船便費用:北海道(名古屋港→苫小牧港)、沖縄(名古屋港→那覇港)、離島へのフェリー費用
- ラフタークレーン費用:40ftコンテナの設置や、ユニック車のクレーンでは対応できない重量物の設置
- 基礎工事費用:傾斜地やぬかるみの多い地盤での設置の場合
- カスタマイズ費用:全塗装・シャッター加工・断熱材施工・換気扇・電気工事など
輸送費を安く抑える5つのコツ
コツ①:ヤード引取を利用する
ハレコンテナの自社ヤード(愛知県弥富市)まで自分のトラックで引き取りに来ていただければ、輸送費・設置費は一切かかりません。弊社ヤードでトラックへの積み込みまで行いますので、引き取り費用はゼロです。自社にユニック車やトレーラーをお持ちの運送業・建設業のお客様に特に人気の方法です。
※お引取りいただく場合は4tユニック車のワイドロングが必要になります。
コツ②:近距離エリア(愛知・三重・岐阜・滋賀)のメリットを活かす
弊社ヤードから近い愛知県内・隣接県は輸送費が最も安いエリアです。コンテナ本体の価格は全国同一ですので、近距離エリアほどトータルコストが安くなります。特に滋賀県は名古屋から約1.5〜2時間で、内陸県のため塩害もゼロ。輸送費と維持費の両方を抑えやすい「コスパ最強エリア」です。
コツ③:複数本をまとめて注文する
2本以上のコンテナを同じ場所にまとめて設置する場合、1本あたりの輸送費を抑えられるケースがあります。1台のトラックで2本(10ftなど小型サイズの場合)を一度に運べる場合や、同じ日に連続で配送する場合、効率が良くなるためです。大量注文をご検討の場合は事前にご相談ください。
コツ④:搬入しやすい設置場所を選ぶ
前面道路幅4m以上・平坦な敷地・上空に電線がないという標準的な搬入条件を満たしていれば、追加費用はかかりません。逆に、道路が狭い・急な坂がある・電線ギリギリなどの条件だと、迂回ルートや特殊作業が必要になり費用が上がる可能性があります。設置場所を選べる状況であれば、搬入しやすい場所を選ぶことでコストを抑えられます。
コツ⑤:20ftを選ぶのが最もコスパが良い
先ほど解説したとおり、6ft〜20ftは同じ4トンユニック車で搬入するため、サイズを小さくしても輸送費はほとんど変わりません。つまり「輸送費あたりの保管スペース」で考えると、20ftが最もコスパが良いのです。6ftは内部容積が約5.5㎥、20ftは約33㎥で6倍の差がありますが、輸送費にはほとんど差がありません。「なるべく安く大きな倉庫がほしい」なら20ftが最適解です。
北海道・沖縄・離島への配送
北海道:名古屋港→苫小牧港の船便
北海道への配送は、名古屋港から苫小牧港への船便を利用します。苫小牧港に到着した後、トラックで道内の設置場所まで陸送します。陸送費+船便費用がかかるため、本州内の配送と比べて輸送費は高くなります。詳しくは北海道でコンテナを購入するならの記事をご覧ください。
沖縄:名古屋港→那覇港の船便
沖縄への配送は、名古屋港から那覇港への船便を利用します。船便のスケジュールに合わせて配送するため、納期が通常より長くなる場合があります。詳しくは沖縄県でコンテナを購入するならの記事をご覧ください。
離島:フェリーでの輸送
五島列島・壱岐・対馬(長崎県)、屋久島・種子島・奄美大島(鹿児島県)、隠岐諸島(島根県)などの離島へは、最寄りの港からフェリーで4トンユニック車ごと乗船して搬入する形になります。フェリーの車両甲板のサイズ制限や予約の都合がありますので、離島への配送は事前にご相談ください。追加のフェリー費用がかかります。
搬入条件の確認方法
必要な前面道路幅
6ft〜20ftの搬入には前面道路幅4m以上が必要です。4トンユニック車(全長約9m・車幅約2.5m)が通行し、クレーンのアウトリガー(安定脚)を張り出して作業するスペースが必要なためです。40ftの搬入にはトレーラー(全長約16m)が必要で、前面道路幅5m以上が条件です。
上空の電線
ユニック車のクレーンでコンテナを吊り上げる際、上空に電線があると接触の危険があります。電線の高さ・位置によっては搬入が困難になるケースがあるため、設置場所の上空に電線がある場合はお知らせください。事前に搬入可否を確認します。
地盤の状態
コンテナは自重1〜4トンの鉄製の箱です。柔らかい地盤(畑・田んぼの跡地・ぬかるみの多い場所)に直接設置すると沈下する可能性があります。転圧し砕石を敷いて地盤を固めるか、コンクリートブロックで基礎を設けることで対応できます。
設置場所の写真を送る — これが最も確実
搬入条件の確認で最も確実なのは、設置場所の写真を撮ってお送りいただくことです。前面道路・設置予定場所・上空の電線の3点がわかる写真があれば、搬入可否と見積もりを正確にお出しできます。写真はスマートフォンで撮影したもので十分です。LINEでの送付が最も便利です。
よくある質問
Q. コンテナの輸送費は事前にわかりますか?
はい、設置場所の住所をお伝えいただければ、本体+輸送費+設置費のトータル見積もりを無料でお出しします。見積もりだけで購入を見送っていただいても問題ありません。お気軽にお問い合わせください。
Q. 6ftと20ftで輸送費は違いますか?
大きくは変わりません。6ft〜20ftは同じ4トンユニック車で搬入するため、使用する車両が同じです。つまり「輸送費あたりの保管スペース」で考えると20ftが最もコスパが良いです。
Q. ヤードに自分で取りに行けば輸送費はゼロですか?
はい、弊社ヤード(愛知県弥富市)まで自分のトラックで引き取りに来ていただければ、輸送費・積み込み費用はかかりません。ユニック車やトレーラーを手配できる方に人気の方法です。
Q. 輸送費の支払いタイミングは?
本体代金と輸送費をあわせてお支払いいただきます。お支払い方法は銀行振込・クレジットカード決済に対応しています。
詳しくは「コンテナ代金のお支払いについて」をご覧ください。
Q. 2階に置きたいのですが、クレーンで吊り上げられますか?
4トンユニック車のクレーンは吊り上げ能力に限界があるため、2階以上への設置は通常のユニック車では対応できません。ラフタークレーン(大型クレーン車)を別途手配する必要があり、追加費用がかかります。2階以上への設置をご検討の場合は事前にご相談ください。
まとめ:コンテナの輸送費はサイズ・距離・搬入条件で決まる。見積もりは無料です
コンテナの輸送費について、重要なポイントを整理します。
- 6ft〜20ftは同じ4トンユニック車 — サイズを小さくしても輸送費はほぼ同じ。20ftが最もコスパ良好
- 40ftはトレーラーで搬入 — 20ft以下より輸送費が高くなる。前面道路幅6m以上が必要
- 距離が近いほど安い — 愛知・三重・岐阜・滋賀が最安エリア
- ヤード引取なら輸送費ゼロ — 自社トラックをお持ちなら最もお得
- 複数本まとめ注文で割安に — 1本あたりの輸送費を抑えられるケースあり
- 北海道・沖縄は船便費用が追加 — 離島はフェリーの事前相談が必要
- 設置場所の写真を送るのが最も確実 — 前面道路・設置場所・上空電線の3点
輸送費込みのトータル見積もりを無料でお出しします
設置場所の住所をお伝えいただければ、本体+輸送費+設置費のトータル金額をお見積もりします。
見積もりだけで購入を見送っていただいてもまったく問題ありません。
設置場所の写真(スマホ撮影でOK)をLINEでお送りいただくのが最も便利です。
電話でのご相談:052-766-5783(平日9:00〜18:00)

