ムートンブーツのふわふわ。暖かくて履いていて気持ちいですよね^^
でも履いていくうちに何だかゴワゴワに…。自宅で復活させる方法があったら知りたいと思いませんか??
実はムートンブーツのふわふわは、自宅で洗って復活させることが出来ます。
ただし、難易度は高め。素人が行うと失敗してせっかくのムートンブーツをダメにしてしまうことも。
そこで、この記事ではムートンブーツを自宅で洗ってふわふわを復活させる方法と、失敗しないための注意点、シーズンオフの保管方法をご紹介したいと思います。
\私の体験談/
ムートンブーツの内側がゴアゴアになってしまう理由
ムートンブーツの特徴でもあるふわふわで温かいボア。長く履いているとゴアゴアになってしまって暖かさが半減してしまうことってありますよね。
内側のふわふわがヘタってしまう原因は主に以下の3つです。
- 足汗が染み付く
- ホコリが絡みつく
- 摩擦
でも大丈夫。内側のふわふわがペシャンコになってしまっても、しっかり洗い汚れを落とすことでボアは復活させることが出来きます。
ムートンブーツを自宅で洗う方法と注意点
ここでは、ムートンブーツを自分で洗う方法と注意点をご紹介したいと思います。
洗う前に素材をチェック
リアルムートンは、動物の毛を使っていて、フェイクムートンはポリエステル100%のものがほとんどです。
プチプラのムートンブーツの殆どが、ポリエステルを使っていますが、ポリエステルは熱を加えなければ縮んだり型崩れせずリアルムートンに比べると簡単に洗うことができます。
逆にUGGやemuなどの高級なムートンブーツはリアルムートンを使っていますが、自宅で洗うには難易度がとても高いです。
失敗したくない人は、プロに任せるほうが絶対良いです。プロであれば風合いを崩さず、ふわふわに復活させてくれるからです。
しかし、プロに頼むと5,000円~とちょっと悩むお値段なのも事実。
少し大変ですが、それでも自宅で洗いたい!という方は次の洗う手順を御覧ください。
自宅でムートンブーツを洗う手順
蛍光剤・漂白剤の入っていない洗剤で洗浄液を作る
ムートンブーツを洗う洗剤は、中性洗剤や粉洗剤はNG!!必ず蛍光剤・漂白剤の入っていない洗剤で洗浄液を作りましょう。
ブーツがすっぽり入るバケツや桶などに、水と洗剤をしっかりと混ぜ合わせておきましょう!
洗剤に表記してある洗剤の量を守ることで失敗も軽減します。
アクロンの場合の洗剤量
水4Lに対し10mlが適量^^
UGGから専用のメンテナンスキットも出ていますので、心配な人は心配な人はキットを購入して洗ってもいいと思います^^ブラシも入っているので買い足しがなくてGood!
洗い
洗浄液にブーツを浸し、ゆっくりと押し洗いしながら洗剤を浸透させます。
ブーツに洗浄液が浸透したら、馬毛などの柔らかいブラシで優しくブラッシングをして汚れを落としていきます。
強くこすったりすると、色ムラができたり、ブーツの風合いが損なわれますので軽く泡立てながらゆっくりとブラッシングしましょう。
多少色落ちする事もありますが、気にせず洗ってください。
すすぐ
ブーツが洗えたら、洗浄液をすすぎます。
ムートンブーツは水分を沢山吸い込みますので、たっぷりのお水で軽く押しながら泡が消えるまでしっかりと洗浄液を洗い流してください。
洗浄液が残ってしまうと色むらができてしまうので、丁寧に洗い流しましょう!!
柔軟剤の入った容器に浸す
最後に柔軟剤を薄めた溶液にブーツを浸すとふんわり度が増します。
大きめのタオルで水分を拭き取る
④まで終わったら、大きめのバスタオルなどで水気を吸い取ります。
洗濯機で脱水する人もいますが、ムートンブーツを脱水機にかけると型崩れの原因になってしまいますので、面倒ですが大きめのブーツの中に含まれている水分を押し出す感じで拭き取りましょう。
乾燥させる
水の重みで乾燥途中に型崩れを起こすこともあるので、タオルや新聞紙を詰めて形を整え風通しのいい場所で陰干ししましょう。
ただ、中にタオルなどを詰めたままだと内側が乾きにくいのである程度乾いたら、詰めているものは取ってしっかり乾かしてください。
仕上げ
ブーツが乾いたら、②で使用した柔らかいブラシで毛並みを整えたら完成です^^
防水スプレーをすると、汚れが付きづらくなるのでおすすめです。ただし、直接吹きかけるとシミになることがあるので、スプレーの霧にサッとくぐらせる程度にしましょう。
ムートンブーツを自宅で洗う時の3つの注意点
ムートンブーツを自宅で洗う時に注意してもらいたい点は以下の4つです。
- 洗剤はしっかりチェックする
- お湯で洗っちゃダメ
- ドライヤーや乾燥機は絶対NG
- ”やさしく”が鉄則
ムートンはデリケートな素材です。蛍光剤や漂白剤の入った洗剤を使うと、色ムラが起こります。必ず専用洗剤かおしゃれ着洗い用の洗剤を使用しましょう。
お湯で洗うのも絶対NG!ガッツリ色落ちしちゃいます。
また、乾燥に時間がかかるからと言って、ドライヤーなどで乾かすのも絶対NGです。
どの工程でも”やさしく”が鉄則。時間がかかる作業なので早くやりたい気持ちになりますが、風合いが損なわれたり毛羽立ちが起こります。
Twitterで見てみると、ムートンブーツをお湯で洗ったりドライヤーで乾かしている人結構いました。
お湯&ドライヤー絶対ダメ!!
絶対失敗したくないなら年に1回はプロに頼もう
お値段も高いリアルムートンは、自宅で洗って失敗したらかなりショックですよね。
そうならないためにも、絶対失敗したくない人は年に1回でもいいので、プロに頼むと仕上がりが全然違います。
プロの場合、水から洗剤、仕上げに至るまでムートンブーツに最適のものを使用し、職人が手作業で洗ってくれます。
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ムートンブーツを綺麗に長く履く為に知っておくべき普段のお手入れ方法
ムートンブーツを長く綺麗に履くためには、普段のお手入れも大切です。
知らない人も多いと思いますので、簡単にご紹介します。
防水スプレーをする
お出かけの少し前に防水スプレーでムートンブーツを保護すると、汚れや水シミを防ぐことができるのでおすすめです。
先程も洗いの工程でお伝えしましたが、防水スプレーは直にかけるとシミになることがあるので、ふんわり防水スプレーの霧の中にくぐらせる程度でOK!
ここに注意
ブラッシング
靴についた埃や汚れはブラッシングすることで取ることができます。毛並みも整いますのでムートンの風合いを保つためにブラッシングは必須。
馬毛などの柔らかいブラシで定期的にブラッシングしましょう!
また、履いたあとは直ぐに下駄箱にしまうと湿気からカビが生えてしまう原因となります。
ある程度の時間玄関にだして陰干ししましょう。
臭い防止の消臭スプレー
ムートンは暖かいのですが、蒸れやすいのが難点。何もせず履き続けていると臭いが染み付いてしまいます。
定期的に靴専用の消臭スプレーをしておきましょう。
この時、表のムートン部分にかかってしまうとシミになりますので注意してください。
ムートンブーツの保管方法
来年も綺麗な状態でムートンブーツを履きたいなら、保管の仕方も大切です。
夏場の下駄箱の中は、高温多湿になります。何も対策せずいると大切なムートンブーツにカビが生えてしまうことも…。
そうならない為に保管をする際以下の4つを心がける事でカビが生えのを防ぐことが出来ます。
- 除湿剤をブーツに入れる
- 新聞紙にくるむ
- 箱か紙袋に入れる
- 下駄箱をたまに開けておく
説明は不要だと思いますが、とにかくムートンブーツに湿気が溜まらないよう、靴用の除湿剤を靴の中に入れ、新聞紙で靴全体をくるみ、買ってきたときの靴の箱や通気性のよい紙袋に入れて下駄箱やクローゼットにしまいましょう。
下駄箱を閉めたままでいると、臭いがこもる原因にもなるので1週間に1回でも気づいた時に開けっ放しにして風を通してあげてください。
この記事のまとめ
- ムートンブーツを自分で洗うときは慎重に
- 日頃のお手入れで長く履ける
- 保管方法も大切
ムートンブーツはパンツスタイルにもスカートスタイルにもピッタリな、冬ファッションの定番アイテムですよね。
私も毎年色違いや形違いを買ってオシャレを楽しんでいます^^
でも汚れていたり、形が崩れているムートンブーツを履いているとせっかくのオシャレも台無し。
長くお気に入りのムートンブーツを履きたいなら、日々のお手入れと洗いは必須です。
ただし、本文でもご紹介したとおり、ムートンブーツを洗うのは難易度が高いです。失敗して買い直しするぐらいならプロに任せるのも手。
是非あなたのムートンブーツも洗って生まれ変わらせてあげてくださいね^^
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