皆さんは新品の衣類を購入したらそのまま着ますか? それとも一度洗濯してから着ますか?
衣類の種類にもよりますが、私はほとんどの衣類を一度洗ってから着るようにしています!
新品衣類を洗う理由
- 店頭に並んでいる衣類は他の人が触っている
- 新品独特の生地(繊維)のニオイがする
- 糊などで生地(繊維)が固く吸湿性が悪い
- 袋詰めされていても糸くずなどが出てくる
- 自分の好きな香りを付けたい!
Tシャツなどの肌着は気軽に洗濯機で洗えますが、ニットやセーターは普通に洗うには少し抵抗がありますよね?
時間があるのであれば手洗いするのが良いですが、低価格製品にそこまでの手間をかけるのもナンセンスです。
今回は「GUのニット(セーター)」を購入したので、新品ニットを洗濯機で普通に洗って干して乾かすまでの、”私が普段から行っている洗濯方法”と”気を付けるポイント”をお伝えしていきます!
※この記事では手洗い可能なニット(家庭で洗いやすいユニクロやGUの化学繊維)の低価格ニット(セーター)を洗っています。
※カシミヤなどの高級素材”天然繊維”のニット(セーター)はクリーニングに出すことをおすすめします。
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ニットやセーターを洗う頻度やタイミングは?
今回は新品のニットを自宅の洗濯機で洗っていきますが、普段どのくらいニットを着たら洗うのかクリーニング頻度も気になりますよね?
一般的には1シーズンで1~2回と言われています。
ですが、一度着たらそのたびに洗いたいと思うのは私だけでしょうか?
毎回ニットを洗いたい理由
- 一度着たら洗濯したいから
- 飲食店に入るとニオイや気化した油汚れが付くから
- 観光地や外出先などによっては砂ホコリなどが付くから
- タートルネックや袖に化粧が付くから
上記のような理由があるのですが、カシミアなどの高級素材が使われたニットやセーターは自宅洗いは避けてクリーニングに出すようにしています。
天然繊維は頻繁に洗うと繊維が傷み寿命が短くなるので洗う回数(クリーニング回数)にも気を付けていますよ。
ユニクロやGUの低価格ニットは化学繊維メインで作られているので毎回自宅で洗ってます。
できることなら安価のニットも長持ちさせたいですが、私は清潔さを第一優先で考えます!
着る度に洗うので1シーズンまたは、2シーズンほど着れたら良いぐらいの寿命になりますが、ユニクロやGUのニットやセーターは”価格が安くて買い替えも容易”です。
何度も洗って生地がヘタってきたときは、お出かけ用からは引退させて部屋着として利用しています。
”ニットを長持ちさせる”のか”常に清潔な状態で着たい”のかによっても洗う回数(頻度)や寿命が変わってきますね。
常に清潔で毎回洗うなら洗濯機にお任せしてラクをしたい! 時々、こだわりとワガママが出てしまう私です…。
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新品のユニクロ・GUニットを洗濯機で洗う前の確認事項
今回購入したニットはGUの『ローゲージタートルネックセーター(長袖)』です。
購入価格は1,990円(税別)で、お店に行く時間がなかったのでオンラインで注文しました。
ユニクロ・GUニットの洗濯表示や素材を確認
ユニクロやGUのニットは洗濯機で洗うと初めから決めていますが、一応、洗濯表示を確認しておきましょう!
洗濯表示内の注意事項もまとめておきますね。
購入したGUニットの素材と取り扱い
【素材】アクリル85%、毛15%
【取り扱い】手洗い
- 濃色は色落ちする可能性あり(白、淡色との洗濯は避ける)
- 生成り、淡色には蛍光増白剤の入っていない洗剤を使用
- 長時間の水への浸漬は避ける
- 洗濯後は速やかに形を整えて日陰で平干し
- 水洗い後の乾燥機の使用は避ける
- 素材の特性上、ピリング(毛玉)の発生しやすい商品
- 毛玉が出来た場合は引っぱって取ろうとせず、小さなハサミで一つ一つ取り除く
- スチームで浮かしながらアイロンをかける
- 着脱時やアクセサリー等に引っ掛かりやすいので注意
- 中性洗剤を使用
手洗い指定となっていますが、化学繊維のアクリルは”縮みに強い”性質があるので洗濯機で普通に洗います!
また、洗濯機を使うので「長時間の水への浸漬は避ける」の注意事項は無視します。
特に気を付けるのは「色落ち」「乾燥機の使用」の2点です。
色落ちと熱には気を付けたいので、今回はこのニットを単体で洗って乾燥機の使用はしません。(自宅にありません…が、早く乾かすなら浴室乾燥が便利です!)
あと、仕上げ工程でニットにアイロンをかけることはあまりない(今回はアイロンがけをしない)ので気にしません。
洗濯機の種類と洗濯モードの設定を確認
今回はタテ型洗濯機の”通常モード”で新品のGUニットを洗っていきます。
洗濯機の洗濯モード設定ですが、お使いの洗濯機の種類によっては繊維への負担が強くなるので気を付けてください。
洗濯機の種類
- タテ型・・・通常モードで洗っていきます。
- ドラム式・・・デリケートモードを推薦します。(通常モードは衣類を叩きつけて洗うため)
私が使用するのはタテ型10㎏タイプ(容量は結構大きめ)の洗濯機です。
以前はドラム式を使っていましたが、毛布や衣類のまとめ洗いがスムーズに行えなかったので故障を機に”タテ型に買い替え”ました。
今回紹介する気軽に洗う方法はタテ型洗濯機の場合なので、”ドラム式の通常モード洗い”は避けてください。
ドラム式の通常モードは衣類を上から落として叩きつける洗い方になるので、生地への負担が大きくなり繊維を傷めます。
ここでなぜ私が通常コース洗いにこだわるのか、その理由をお伝えします!
デリケートモードにしない理由
- 洗浄の勢いが弱く繊維の奥まで洗剤が浸透しない
- 新品独特のニオイが落ちない
- 柔軟剤の効果や香り付が薄れる
車の新車のニオイはすごく好きですが、新品衣類のニオイは好きになれず、香りのよい生地に出会ったことがありません。
化繊の場合は「THE化学繊維!」というニオイ(石油臭)がしますし、デリケートモードでは洗浄が弱すぎて繊維の奥まで洗剤が届きにくいです。
新品の化繊は撥水性があるのでしっかり洗えません。
ニットではないですが、以前価格の安かった化繊のピーコートを色違いで2着購入して洗ったときのことです。
「通常モード」と「デリケートモード」で洗い分けてみましたが、「デリケートモード」は新品(化繊)のニオイが落ち切れていなくて大好きな柔軟剤の香りも半減してしまいました…。
洗いジワの量はどちらのモードもあまり変わらなかったので、私は化繊の低価格衣類は通常モードで洗うようにしています。
ニットを洗濯機で洗う洗剤などの準備~自宅にあるもので対応~
100円均一で買えるような”洗濯ネット”の買い足しは良いですが、なるべく自宅にあるアイテムで洗えるよう説明していきます。
洗濯から乾かすまでに必要なアイテムは以下5つです。
いつもの洗剤などを準備!
- 洗濯洗剤(中性洗剤)
- 洗濯ネット2枚(サイズ大きめ)
- 柔軟剤
- ハンガー(幅広)
- 洗濯ばさみ(大)
柔軟剤はニットの仕上がりの柔らかさが違ってくるのでぜひ使ってください。
お好みの洗剤や柔軟剤を使っていつも通りの洗濯をしていきましょう!
私のように着る度にニットやセーターを洗うなら、”おしゃれ着用洗剤”を購入して使うのもおすすめです!
「ハンガー干しは生地が伸びるかもだから嫌だな…」と思う人は、平干しネットを準備するのも良いと思います。
洗濯レビュー!ユニクロやGUのニットやセーターを洗濯機で気軽に洗おう!
先ほどまでの項目確認ができたら、ちゃちゃっと洗濯機にお任せして”新品ニット”を洗っていきましょう!
新品を開封!ニットのサイズと洗濯ネットの大きさや目の粗さを確認
洗濯ネットを二枚使って”二重にする”ことで通常モードでも普通に洗えます! …というか洗います!
元々二重になっている洗濯ネットもありますが、外側と内側の目の大きさが違っていて”内側の目は細かすぎる”ので、私は通常の目の大きさのネットを2枚使います。
■いつも使っている洗濯ネットの目の大きさ
■最初から二重になっている洗濯ネット(粗細目)は今回使用しませんが、ドラム式洗濯機におすすめです!
■開封してニットを大きさと、使う洗濯ネットの大きさを比較!
ニットをたたまずに洗濯ネットを二重にして洗う!
王道の洗い方は、洗濯ネットに入れる前に”ニットを裏返し”にして”綺麗にたたむ”、たたんだニットの”サイズに合った洗濯ネット”を使います。
ですが私は”ニットを泳がすようにしっかり洗いたい”ので今回はたたみません。
しかも裏返しません。 洗濯ネットも一番大きいサイズを使います!
ニットをたたまずに洗濯ネットに入れるのでニットに対する負荷は多くなります。
ですので、洗濯ネットを2枚使用して”二重”にして洗います。
■ニットをそのまま洗濯ネットに入れる
■洗濯ネットに入れたニットを”2枚目の洗濯ネット”を入れる
この方法ならニットへのダメージを減らせますし普段から気軽に洗濯機で洗えます!
通常モードで水量は多めに!
お湯を準備するのは大変なので、いつもと同じ要領で水で洗います。(糸くずキャッチャーに溜まったゴミなどは取っておきましょう!)
”通常モード”で洗うので水量は多めに設定します。(ニットが上下に浮き沈みできる量)
■洗濯機は「標準モード」にせ設定
■ニット1着に対して”水量は多め”に!
※水量が少ないと洗濯機のプロペラ部分「パルセーター」が直接にニットに当たるので生地や繊維を傷めてしまいます。
水を溜めて洗剤を溶かしてからニットを洗濯機に入れる
■洗濯槽に水が溜まったのを確認して洗剤を入れて完全に溶かします。(何回か混ぜる)
■柔軟剤も「専用投入口」に入れてセットしておきます。
洗濯機にニットを入れてスタート!
■少し多めの水量と洗剤を溶かし終わったら、洗濯ネットに入れたニットを洗濯機に入れましょう!
この時、丸めずに広げた状態にしておきます。
■何度かニットを手で押し沈めて水を吸わせましょう!
あとは洗濯機の蓋を閉めて、普通にスタートさせて終わるまで待ちましょう。
洗濯終了!~脱水されたニットの状態を確認~
■洗濯が終わった直後(洗濯機の中)のニットの状態です。全く触っていません。
■洗濯ネットからニットを取り出して生地(繊維)を確認!
新品の洗濯ネットを使ったせいか化繊独特のニオイが多少しましたが、柔軟剤の香りもしっかり付いているので乾かせば問題ないです。
■写真だと分かりにくいですが、少しだけ毛が立って見えます。ほんの少しだけなので乾かした後に手で撫でてあげれば落ち着きます。
■ニットを広げた状態です。お腹辺りに多少の”ヨレ”が見えますが、脱水した後なのでこんなものですね。
ハンガーでニットを干す(乾かす)方法
今回は洗ったニットをハンガーに干して乾かす方法を見ていきいましょう!
途中で洗濯ばさみを使いますが、ニットを直接洗濯ばさみで挟むと跡が付くので”二通りの使い方”を載せています。
ニットを縦にたたんでハンガーに通す
■ハンガーの幅に合わせてニットをたたむ
■ハンガーをニットの脇の下辺りまで通す
■そのままニットを半分に折るようにハンガーを持ち上げてラックなどに掛ける
■袖の部分をハンガーの上に掛ける
袖の落下防止方法①「洗濯ばさみでニットを直接挟む方法」
この方法はハンガーから袖は落ちませんが、洗濯ばさみの跡が付きます。
■袖を直接”大きめの洗濯ばさみ”で止める
■反対側の状態
袖の落下防止方法②「洗濯ばさみでニットを挟まない方法」
こちらの方法は袖の部分に洗濯ばさみの跡は付きませんが、風などで大きくハンガーが揺れると袖が落ちることがあります。
■ハンガーの端を洗濯ばさみで挟む(洗濯ばさみを少し上向きに挟むと良いです!)
■挟み方の例(ハンガーの大きさや形状によっては上手に挟めないことがあります。)
ニットをたたんだ状態で干しているので、内側もちゃんと乾くようにたまに折り返したりして、室内や風通しの良い日陰に干してしっかり乾かしてくださいね!
洗濯ばさみの跡が付いて気になる場合はスチームアイロンなどを使い、跡が付いた箇所にスチームを10秒ほどかっけてしっかり蒸気を吸わしたあと乾かしてください。
ニットに直接アイロンを当てるのはNGです! 生地から1~2cmほど浮かして蒸気を振りかけるイメージです。
洗濯機で普通に洗って乾いたニットを見てみよう!
ニットが乾いたので状態を見てみましょう!
ニットを洗った日は天候が少し悪かったので、2時間ほど浴室乾燥機能を使って乾かしました!
内側が少し乾ききっていなかったので、反対側に折り返した後、そのまま部屋に一晩干して完全に乾いた状態を確認しました。
■乾いたニットを広げた状態です。
お腹辺りにあった”ヨレ”もなくなって”柔軟剤の良い香り”がします!
洗った直後は化繊独特の石油臭が多少残っていましたが、完全に乾いたことで石油臭がなくなりました。
一点気になるのは”洗濯ばさみの跡”ですよね。
上画像の”各袖の中央部分”に洗濯ばさみの跡(4点ずつ)が少し見えます。
写真だとちょっと分かりにくいかもしれませが、光の当たる角度によっては挟んだ跡がハッキリと見えます。
■洗濯ばさみで挟んでいた袖部分の拡大写真です。
近づき過ぎて余計にわからないかもですが、洗濯ばさみでできた跡が4つ見えます。
ハンガーに干したことによる生地や繊維の伸びはありませんでしたが、袖の落下防止は”ハンガーのみ”を洗濯ばさみで挟む方法がおすすめですね!
何度も洗濯ばさみで同じ個所を挟むと生地(繊維)が傷むので気を付けてください。
このままでも普通に着れば目立たないと思いますが、気になる場合は先ほど紹介したスチームアイロンを使った方法で直してくださいね。
まとめ
実際に買ったばかりのGUの新品ニットを洗濯機で普通に洗いました。
私はいつも”ユニクロ”や”GU”のニットやセーターを手洗いではなく洗濯機を使って洗っています。
洗濯機の「デリケートモード」はしっかり洗えないのでほとんど使いません。
通常モードで洗う代わりとして、洗濯ネットを二重にして使い繊維へのダメージを減らしています。
デリケートモードなどの脱水は甘いので、平干しネットを使って干さないと確実に生地が伸びてしまいます。
通常モードならしっかり脱水ができるので、ハンガーを使って干すこともできます。
ハンガーを使う場合は二つに折るようにして干す必要がありますが、平干しネットほどスペースを取らないので邪魔になりません。
乾燥機を使うのはNGですが、”浴室乾燥機能”があるご家庭はぜひ利用してください。
浴室乾燥機能は乾燥機や太陽光と違って繊維へのダメージが少なく、早く乾かすことで生乾きのニオイを防ぐこともできますよ!
高級素材のカシミヤなどが使われた製品はクリーニングに出すことをおすすめします!
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