キャップは洗って大丈夫?
答えは【洗っても大丈夫】です! むしろ積極的に洗いましょう。
キャップはアウトドアやスポーツシーンなどで被ることも多く、ホコリ以外にも汗や皮脂といった汚れが溜まりやすいアイテムです。
気軽に洗濯できるTシャツよりも汚れている可能性が高いです。
キャップを型崩れさせない洗い方を覚えて、定期的に洗うようにしましょう!
キャップを洗う前の確認!
キャップの洗濯表示を確認する
まずは、キャップに付いている洗濯表示を確認しましょう!
キャップは”手洗い”マーク表示が多いので、普通のキャップなら家庭で洗うことができます。
家庭で洗える
■左側は”洗濯機”を使って洗うことができます。
30と数字がある場合「水温30℃を限度に”洗濯機で洗える”」指示マークです。
以前の洗濯機マークは”洗濯機の絵”がそのまま描かれていますね。
■右側は”手洗い”なら家庭でも洗うことができます。
上の画像は洗濯マークが変わる前に購入したキャップなので”手洗い”と書かれて”手の絵”はありません。
少しややこしいですが、キャップには手洗い表示(指示)が多いと思います。
家庭で洗えない
このマークがある場合は家庭では洗えません。そのほかの表示を見てクリーニングに出すようにしてください。
新マークと旧マークのデザインはあまり変っていないので、「×」があれば洗濯不可という認識で大丈夫です。
皮革などが付いた特殊デザインのキャップはクリーニング店に相談してください。
キャップに使われている素材は?
キャップに使われている主な素材は「綿(コットン)」や「ポリエステル」です。
つば部分には「ポリエチレン」製の板が入っています。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
綿(コットン) | ・肌触りが良い ・保温性に優れている ・吸水性が高い |
・縮みやすい ・毛羽立ちしやすい |
ポリエステル | ・丈夫 ・シワになりにくい ・乾きやすい ・軽い ・カビなどに強い ・シルクのような光沢感がある |
・吸水性、吸湿性が低い ・静電気が起こりやすい ・毛玉ができたら取りにくい |
ポリエチレン | ・価格が安く加工しやすい ・強度が高い(特に低温時)br /> ・耐薬品性、耐候性に優れている ・防水性が高い |
・吸水性がほとんどない ・熱に弱い ・接着性が悪い |
基本的には天然繊維の「綿」や化学繊維の「ポロエステル」素材が主に使われています。
なかにはデニムを使ったキャップもありますが、色落ちすることがあるので洗い方には注意が必要です。
また、つばに使われているポリエチレンの強度は高いですが、洗濯機で普通にキャップを洗うと変形したり割れることがあるので取り扱いには気を付けてください。
デニムの色落ちを抑える参考記事
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ジーンズを洗う?洗わない? お気に入りのジーンズの洗濯は悩むところです…。 でも、汗や汚れをそのまま放置することはニオイの元となり不衛生です。 今回はジーンズの洗い方を紹介していきいますが、ジーンズは ...
【キャップを手洗い】型崩れさせない洗い方・お手入れ
【手洗い】準備するもの
- 洗面器(洗面台でもOK!)
- おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)
- バスタオル(キャップが包める大きさ)
簡単ステップ
- 洗面器に水を溜めて中性洗剤を溶かす
- キャップを押し洗いする
- 泡がなくなるまですすぐ
- キャップを押すようにして脱水する
- タオルにキャップを包み水を吸わせる
洗面器で洗うのも良いですが、まとめてキャップを洗う時は洗面台を使った方が洗いやすいと思います。
色落ちを防ぐためおしゃれ着用洗剤を使うことをおすすめしますが、特に気にしなければ普通の中性洗剤でも構いません。
また、重曹を使った方法も汚れが良く落ちるのでおすすめです。
肌に当たるキャップの内側が一番汚れるので、汚れがひどい時は柔らかい歯ブラシなどで軽く擦り洗いをしてください。
泡が出なくなるまですすいで、仕上げの脱水にはバスタオルを使いましょう!
キャップが含む水分はそれほど多くないので、大きめのバスタオルがあればしっかりと水気を取ることができますよ。
重曹を使ったお手入れもおすすめです!
【洗濯機でキャップを洗う】専用の洗濯ネットに入れる
【洗濯機】準備するもの
- おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)
- 洗濯ネット(キャップ専用ネットがおすすめ!)
簡単ステップ
- 洗濯ネット(専用ネット)にキャップを入れる
- 洗濯機に水を多めに溜めて洗剤を溶かす
- 脱水を1分に設定
- 洗濯機にキャップを入れてスタート
- 脱水状態を確認してたらなければ追加で1分かける
お気に入りの帽子は手洗いを推薦しますが、洗濯機で洗うことも可能です!
一番のおすすめは「キャップ専用の洗濯ネット」を使う方法です。
通常の洗濯ネットでは”つばの形”を守ることができないため、洗濯が終わったときに形が崩れている(歪んでいる)ことが多々あります。
最悪の場合つばが割れていまうこともあるので、洗濯機の”標準モード”で洗うことは避けてください。
ですが、”手洗いモード”や”ドライコース”設定では汚れがひどい時はしっかり洗えません…。
作業帽と化したキャップならそこまで気を遣う必要はありませんが、大切なキャップは便利グッズを使って「しっかり守って」ラクしながらしっかり洗いましょう!
水を含むと重くなるジーンズやバスタオルと一緒に洗うのは避けてくださいね!
キャップの干し方・乾かし方
キャップを乾かす場所は「風通しの良い日陰」が好ましいです。
色褪せや日焼けをあまり気にしないのであれば、天日干しで乾かしましょう。
洗濯ばさみを使う場合は、跡が付いても気にならない箇所を挟むようにしてください。
干す方法と準備するもの
- 調理用のザル
- ペットボトルとタオル
- バスタオル
調理用のザルにキャップをかぶせて干す
キッチン道具の”ザル”にキャップを被せて干す方法です。
網目状のザルは通気性も良くキャップが乾きやすいです。
使用するザルはプラスチック製が良いでしょう!
深めのザルはキャップにピッタリ合いますよ。
ペットボトルとタオルを使って乾かす
キャップにたたんだバスタオルなどを入れてペットボトルに乗せて乾かす方法です。
バスタオルなら自由にキャップ形に合わせることができるので便利です。
ペットボトルが倒れないように水を入れてからキャップを干しましょう!
キャップにバスタオルを詰めて形を整えて乾かす
先ほどはペットボトルを使って乾かす方法でしたが、タオルを入れた状態だけで乾かすこともできます。
清潔にしたテーブルの上など、それなりに風か通る場所において乾かす方法もあります。
メッシュ状の洗濯カゴに置いておくのも通気性があって良いですね!
乾かしている途中に乾いたタオルに交換すれば、キャップの乾きも早くなりますよ。
キャップの収納・保管方法 ~便利アイテムを紹介~
キャップの収納方法は”どのように保管しておきたい”かにも変わってきます。
人によって変わってくることでもありますが、ハットのように型崩れを気にしなくて良いのもキャップのメリットです。
つばが折れないように気を付ければ、洋服を保管するときと同じ保管方法で大丈夫です。
その他に、キャップをコレクションとして集めているなら見せる収納や、お気に入りは汚れないようにケースに入れて保管する方法もあります。
ここではキャップの収納や保管に便利なグッズを紹介していきたいと思います。
【吊り下げ収納ラック】型崩れさずにまとめて保管
収納ラックを使えば型崩れを防ぐことができて湿気も逃がしやすくなります。
クローゼットに設置すれば色褪せやホコリからキャップを守ることもできます。
また、キャップのデザインを一目で判別できるのでコーディネートにも便利です。
【壁掛け収納】大量のキャップも綺麗に並べて収納
キャップをまとめて収納できる壁掛け式の保管方法です。
壁やドアなどに金具を取り付けて、綺麗に一列に並べて収納できます。
キャップを見せて収納したい人おすすめです!
【ハンガーにまとめて収納】場所を選ばず省スペース収納
ハンガーに付けることができるクリップタイプの収納不織布です。
マジックテープ仕様なのでハンガー以外にも取り付けが可能です。
まとめてコンパクトに収納できる便利アイテムです。
クリップ跡が付くのでつばを挟んだりするのは避けた方がよさそうですね。
【帽子スタンド】おしゃれに見せて保管(乾燥にも最適)
帽子スタンドは収納というより頻繁に使う”帽子置き”として便利なアイテムです。
スタンドタイプなので溜まった湿気を逃がしたりメンテナンス道具としても使えます。
玄関に置いて、帽子をインテリアとして飾るのもおしゃれですね。
【帽子収納箱】ホコリからキャップを守る
キャップの収納というよりは”ハット向けの収納箱”ですが、ブランドキャップの保管には最適です。
ここまでする必要があるかは個人の価値観になりますが、除湿剤を入れて保管すればカビの発生を抑えることができて型崩れの心配もありませんね。
キャップが洗える宅配クリーニング!【リネット】
キャップのクリーニングにおすすめなのは リネット です。
リネットは衣類ごとに料金が設定されいますが、初回往復送料無料でお得に利用開始できます!
キャップやニット帽のクリーニングは水洗い可能品のみの受け付けになりますが、革やスエード、毛皮帽子までクリーニングができるのはリネットだけです!
通常のキャップのクリーニング料金は1,507円となっています。
リネットは関東にお住まいの人にとっても便利なサービス内容となっています。
早朝や夜間配送対応や、最短2日で届けてくれるなど品質と早さはおすみつきです。
プレミアム会員は「2,090円以上」の利用で往復の送料が無料になるので、キャップやその他の衣類をまとめて一緒に出すことをおすすめします。
”リネット”の詳細はこちら
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まとめ
キャップの洗い方や干し方、収納に便利なアイテムなどを紹介してきました。
キャップはホコリ以外にも汗や皮脂といった様々な汚れが付きやすいアイテムです。
手洗いなら型崩れせずに洗えるので、ご家庭で定期的に洗うようしてキャップを長持ちさましょう。
汚れが溜まりやすい内側を入念に洗うのがポイントです!
時間がない時など、洗濯機で洗う場合は”専用の洗濯ネット”を使ってラクしちゃいましょう。
自分で洗うのに抵抗がある場合は、宅配クリーニングの リネット を利用してください。
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