せっかく洗濯物を干したのに、なかなか乾かず生乾きの臭いがしてきたり、乾いたのに色褪せたりしわになっていたら残念ですよね。
そんな上記のようなトラブルも干すときに一工夫することで、解消出来るんです。
上手に洗濯物を干して、どんどん家事を楽にしていきましょう!
種類別の洗濯物干し方
まずは下記の衣服別の効率的な乾かし方を紹介します。
- シャツ
- パーカー
- スボン
- 靴下
- 下着
シャツ
シャツを干すときはボタンを開けた状態でハンガーにかけます。
そのままかけてしまうとシワになってしまうので、全体的に軽く引っ張ってしわを伸ばしておくと乾いたときにキレイに干すことができます。
パーカー
パーカーは普通にハンガーにかけると乾くのに時間がかかるので、上記の動画のようにハンガーを3個使うのがおすすめです。
具体的には
- 1個目のハンガーでパーカーをかける
- 2個目のハンガーでフードのみを洗濯ばさみで留めます。
- 3つ目のハンガーに、袖をかけて留めます。
ように手を前に伸ばした状態にすることで、袖や脇の部分が重ならず早く乾きます。
スボン
裏返しにしてポケットなどの布が重なっている部分をだしましょう。
ピンチハンガーを使うときは、ウエストを洗濯バサミでとめて筒状にすることで風通しが良くなります。
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靴下
ゴム部分を上にして洗濯バサミで留めます。
水分は重力で上から下へと落ちていくのでゴム部分を上にして干せば、早くゴムの部分が乾き、劣化を防ぐことができます。
また乾きやすいように2枚重ねて干すのではなく、1枚ずつ干しましょう。
隣同士にしておけば迷子になる心配もありません。
下着
ブラジャーはアンダーバストを上にして洗濯ばさみで留めるか、左右のカップの真ん中(谷間部分)で二つ折りにしてハンガーにかけて干します。
こうすることで型くずれやストラップの伸びを防げます。
パンツは素材によっておすすめの干し方が異なり、綿などは乾きにくいので、ウエストのサイド2箇所を洗濯ばさみで留めます。
ナイロン・ポリエステルなどは通気性が良くすぐ乾くので、クロッチ部分1箇所のみを洗濯ばさみで留めればOKです。
洗濯物の干し方のポイント・コツ
干すときに意識したいポイント・コツは下記の3つです。
- 風通しをよくする
- 裏返しにする
- しわを伸ばす
風通しをよくする
風に当てることで早く乾きます。
洗濯物が密着していると、乾きにくく雑菌が繁殖し臭いもしてくるので、こぶし1つ分は間隔をあけることが大事です。
ピンチハンガーでタオルなど長さのあるものを干すときは、ジャバラにして布の重なりを少なくしましょう。
裏返しにする
直射日光や紫外線が当たると、黄ばみや色褪せの原因になりますが、裏返すとその心配がなくなります。
また車の排気ガスでも変色する可能性があるのでお気に入りの服は、実は部屋干しがおすすめです。
しわを伸ばす
脱水後はすぐ洗濯機から取り出し、数回優しく振りさばきます。
振りさばくことで、生地の張り付きがはがれて空気が通りやすくなります。
袖は優しくパンパンと手で挟むようにしてシワを伸ばしておくと、乾いたときにキレイです。
部屋干しする場合
嫌なにおいがしてきたり、場所をとったりとマイナスのイメージが多い「部屋干し」ですが、工夫して干すことで早く乾かすことが出来ます。
そんな部屋干しのコツが下記の3つです。
- 衣類除湿乾燥機や扇風機を使う
- 洗濯物の下に新聞紙を置く
- 湿気がこもらないようにする
衣類除湿乾燥機や扇風機を使う
湿度を取りながら乾かせるので、通常より30分は早く乾くといわれています。
洗濯物の水分は下へと溜まっていくので、洗濯物の下に機械を置いて下から風を当てるとより効果的です。
扇風機を使う場合は、首振りをセットし万遍なく衣類に風をあてましょう。
洗濯物の下に新聞紙を置く
湿気は重みで下に落ちるので、下に新聞紙を置いておくと湿気を吸ってくれます。
ここで大事なのは、クシャクシャに丸めて広げた新聞紙を使うことです。
クシャクシャにすることで新聞紙の表面積が増え、ただ一枚ぺらりと床に敷くより湿気を吸収してくれます。
湿気がこもらないようにする
洗濯物を干している部屋は、扉を開け、なるべく湿気がこもらないようにします。
特に窓の近くは湿度が高くなりやすいので、なるべく部屋の真ん中や空気の入れ替えがしやすい場所に干すのがおすすめです。
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衣類はできる限り外干しする!
今回紹介したポイントをもう一度おさらいすると下記の通りです。
- 衣類のタグなどを確認して最適な方法で干す
- 干すときは風通しを良くして、なるべく裏返しにする
- しわを伸ばして干す
- 干すときはこぶし1つ分の間隔をあける
- 部屋干しするときは衣類除湿乾燥機や扇風機を使って効率的に乾かす
- 湿気がこもらないように部屋の中央で干す