宅配クリーニングは、お店に行かなくてもクリーニングしたい衣類を自宅まで取りに来てくれるシステムです。育児が忙しい主婦の方や、遅くまで仕事をしている独身の方が活用することが多く、クリーニング後の衣類を保管するサービスもあります。保管を活用する方は、2022年現在宅配クリーニング利用者の約半数にのぼるほど人気の高いサービスです。
宅配クリーニングの保管サービスで、現在特に評判が良く人気の高いのが「リネット」「リナビス」「カジタク(イオン)」「せんたく便」「白洋舎」の大手5社です。
各社ともに独自のサービスがあります。きちんとチェックして比較した上で活用すると、自宅の省スペースと衣類管理の強い味方になるでしょう。5社の保管サービスの期間・保管枚数・オプション・料金スタイルについてご案内しますので、ぜひ参考にしてみてください。
お気に入りの宅配クリーニング店が見つけれたら、利用したい自社サイトをきちんとチェックしてみてください。そして、それぞれのセールスポイント等がわかったら、申し込みをして利用してみましょう。
【リネット】保管期間の延長もでき、プレミアム仕上げでサービスも充実
リネットは宅配クリーニングの老舗的存在です。保管サービス「PREMIUM CLOAK」は、独自開発した「プレミアム仕上げ」で衣類をクリーニングし、衣類専用の保管ルームでしっかり保管します。ファッションブランドでも活用されている高性能の保管ルームです。
保管枚数 | 7点・12点・18点の各コースから選べます。 |
料金(税抜) | ・7点コース9,480円(luxeは16,800円) ・12点コース16,800円(luxeは28,800円) ・18点コース24,600円(luxeは42,800円) 「プレミアム」と「luxe(リュクス)」の2つの保管コースがあります。 どちらも無料シミ抜きサービスがつくほか、「luxe」は全品手仕上げ・アウターへの撥水加工・花粉ガード加工・不織布包装のお届けなど、衣類を丁寧にクリーニングし、美しく保ってくれるサービスが魅力です。 |
保管期間 | 最大8ヶ月 |
送料 | 無料 |
オプション | プレミアム仕上げ・届け日変更(luxeのみ)・防虫剤つき(luxeのみ)・安心保証プログラム(luxeのみ)・プレミアムハンガー(luxeのみ) |
【リナビス】保管期間6ヶ月分が無料に、品質の良さが人気
リナビスは「おせっかい」をモットーにしたユニークな宅配クリーニング店。他社とは違う独自製法で丁寧に仕上げ、お客様からの満足度が高い品質の高さが魅力です。
保管枚数 | 5点・10点・20点の各コースから選べます。 |
料金(税抜) | ・5点コース7,800円 ・10点コース10,800円 ・20点コース18,800円 クリーニングに出す衣類の枚数に合わせたコースが選べます。どれもリビナスこだわりの「8大無料おせっかい」がついているのがポイントです。 |
保管期間 | 最大6ヶ月 |
送料 | 無料 |
オプション | リピート割(2度目から300円オフ)・商品点数追加(1点980円~)・撥水加工(1点980円~)・カビ抜き加工(1点500円~)・汗抜き加工(1点500円~) |
【カジタク】専用倉庫で9ヶ月間の保管。最大15点までのコスパも◎
イオングループ系列の宅配クリーニング会社である「カジタク」。保管期間が最大9ヶ月・一律1,000円・最大15点までというコストパフォーマンスのよさが魅力です。
保管枚数 | 6点・10点・15点の各コースから選べます。 |
料金(税抜) | ・保管つき6点パック9,000円 ・保管つき10点パック 12,000円 ・保管つき15点パック 15,000円 ・保管つきプレミアム6点パック 15,000円 |
保管期間 | 最大9ヶ月 |
送料 | 無料 |
オプション | 専用ハンガー・シミ抜き・汗抜き加工(1点500円~) |
【せんたく便】専用ルームで保管期間は最長11ヶ月、最大30点も保管
せんたく便は、数ある宅配クリーニング店の中でも保管期間が長く、保管枚数が多い会社です。保管期間はなんと最長12ヶ月、保管枚数は最大30点。
保管枚数 | 5点・10点・15点・20点・30点の各コースから選べます。 |
料金(税抜) | ・保管5点パック料金 6,980円 ・保管10点パック料金 9,980円 ・保管15点パック料金 12,980円 ・保管20点パック料金 15,780円 ・保管30点パック料金 21,980円 |
保管期間 | 最大11ヶ月 |
送料 | 一部地域以外無料(北海道・沖縄・その他離島は別途1,800円) |
オプション | 撥水加工(1,500円~)・花粉防止加工(2,500円~)・防虫防カビ加工(2,000円~)・プラチナ加工(3,500円~) |
集荷はお申し込み後に集荷専用バッグを送りますので、それに入れて自宅、またはコンビニで集荷の手続きをします。家族が多い方や、ワードローブが多くてなかなか家が片付かない場合などにおすすめのサービスです。
[blogcard url=”https://hare-container.co.jp/clitec/?p=1402”]【白洋舎】長い歴史を持つ老舗店舗、高級素材の衣類も保管
白洋舎は、大正時代創業の長い歴史を持つクリーニング店で、老舗中の老舗です。クリーニングの集配サービスを早くから行っていることでも有名ですが、実はこれも大正時代から行っているもので、その目の付けどころには驚かされます。そんな長い歴史と品質にこだわっている会社なので、白洋舎の宅配クリーニングの保管サービスは、衣類にこだわる方にとてもおすすめのサービスです。
保管枚数 | 枚数制限なし |
料金(税抜) | ・コート:1,800円~ ・ダウンコート:3,500円~ ※コースはありませんので、詳しくはサイトの料金表でアイテムの金額をご確認下さい。 |
保管期間 | 最大1年 |
保管料金 | ・衣類:1,900円+税(4ヶ月)~ ・毛皮・皮革製品:2,700円+税(4ヶ月)~ |
送料 | 1回1,600円+税(一部地域・離島を除く) |
オプション | 素材別クリーニングの場合は見積もり金額あり |
【宅配クリーニングの保管サービス】メリット・デメリットはあるの?
宅配クリーニングの保管サービスを利用してみたいけど、メリットとデメリットってあるのかな?と、初めて利用するときは不安なります。ここでは宅配クリーニングの保管サービスのメリット、デメリットを紹介します。
◆メリット◆
何と言っても収納が省スペースになることでしょう。冬に着るコートやジャケットは厚くてかさばってしまいますが、次のシーズンまで保管してもらうことで、これらの空きスペースを新たに活用できます。
また、クリーニング店に保管をしていますので、クリーニングしたての品質が保たれているところも重要ポイント。自宅で保管しているように虫食いやシミなどの思いがけない衣料の傷みとは無縁です。
このように、宅配クリーニングのスケジュールをチェックして保管サービスを活用すると、衣替えの時も清潔な衣類をスムーズに届けてもらえるので大変便利です。
◆デメリット◆
宅配クリーニングには保管期間が限られています。いくら長期保管と言っても、長年預けたままでいられるわけではありません。保管期間に関しては各宅配クリーニングがサイトで保管スケジュールを表示していますので、預ける前にきちんと確認しましょう。
そして、保管する衣類には枚数制限があることです。事前に衣類5点で申し込むと、保管する衣類も必ず5点まとめてになります。そのうち1つは保管しないで自宅に戻す、または5点のうち4点のみ保管することはできませんし、割引対象にもなりませんので注意しましょう。
このように、宅配クリーニングの保管サービスはメリット・デメリットがありますが、保管サービスの内容や保管期間をきちんと把握して活用すると、衣類管理の大きな味方になります。
まとめ
自宅のスペースを有効活用したい、大切な素材の衣料だから大切に保管して、いつまでも美しく着こなしたいなど、宅配クリーニングを使う理由は家族の数、ライフスタイル、ワードローブの種類によっても多種多様です。
【保管してもらうメリット】
- 自宅にスペースができ部屋を有効活用できる
- 衣替えの時期に衣類の整理をしないで済む
- 品質良く保管をしてくれるので、虫食いやシミの心配がない
今回ご紹介した記事をもとに、ぜひこれまで宅配クリーニングや保管サービスを利用していなかった方も、利用を検討してみて下さい。衣類の扱いに慣れたクリーニング店だからこそ、高品質の保管サービスにきっと満足できます。
私が以前利用した口コミでも人気の高い「リナビス」。リナビスはクリーニング品質が高いだけでなく、衣類を大事に扱う職人さんが最高の状態で管理してくれるので大事な衣類も任せられます。リナビスの利用は初めてでしたが、丁寧な梱包や細やかな気配りをしてくださり、終始気持ちよく利用できました。リナビスに出してみた感想を次のページで紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。