毎日、何時間も体を預けているお布団ですが、購入後一度も洗わずに使い続けていませんか?布団を自宅で丸洗いするのは大変ですよね。
布団を洗おうと思っても、家庭用の洗濯機は容量的に厳しいですし、風呂場で手洗いするのも面倒です。家で布団を洗ったら失敗して、結局捨てることになってしまったという話も良く聞きます。手間を考えれば布団クリーニングに出すのが一番ですが、料金面が気になるところです。
自宅で洗うのは大変、クリーニングは高い、となればコインランドリーが思い浮かびます。コインランドリーの大きな洗濯機でジャブジャブ洗えば、長年の汚れが綺麗に落ちてくれるんじゃないかと期待が高まります。
そこで、近所のコインランドリーで布団の丸洗いにチャレンジしてみました。
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【クリーニングを推奨している羊毛布団】タグの表示を無視してコインランドリーで丸洗い
今日丸洗いをするのは、羊毛掛布団とジュニア掛布団です。ピンクの羊毛掛布団の中綿は毛50%・ポリエステル50%です。
青色のジュニア布団は、ポリエステル100%です。ふとんをコンランドリーで丸洗いするのは初めてなので、まずは化繊入りの布団でチャレンジです。
この布団のタグには「この羊毛ふとんの取り扱い方法」として、洗い方が記載されています。部分的な汚れはつまみ洗い、丸洗いはふとん店かクリーニング業者を利用するように推奨しています。自宅洗いやコインランドリーは推奨されていません。でも今日はダメ元でチャレンジしてみます。
ちなみに、今回丸洗いをするふとんはかなりの年代物です。特にブルーのジュニア布団は今はもう大きくなった息子たちが幼少のころ使っていた布団で、何年も押入れにしまいこんだままだったのです。
しかも、おねしょの汚れや汗染みは、天日干しこそしましたが、水洗いなどの処置をしないまま放置していました。このような頑固な汚れが、コインランドリーの丸洗いで綺麗になるのでしょうか?!
【コインランドリーで洗濯から乾燥まで】所要時間は1時間10分、費用は1,500円なり
我が家に一番近いコインランドリーは自宅から徒歩5分です。最初はコインランドリーまで歩いて行こうかと思ったのですが、布団がずり落ちてくるので諦めました。ちなみに我が家はマンション住まいで、駐車場は敷地外(徒歩3分)に借りています。駐車場まで行くのも少し面倒ですが、仕方がありませんね。
コインランドリーに到着しました。今日はお天気が良いので空いています。布団をコインランドリーで洗うのはじめてですが、洗濯機の上に適量の目安が書かれているのでわかりやすいですね。掛布団2枚なら、17kgの洗濯機が丁度よいサイズのようです。
使用料金は900でした。硬貨を投入するとすぐに洗濯が始まりました。「残り時間31分」と表示されています。微妙な時間ですね・・・。ずっと待っているのも退屈なので、一旦家に帰ります。
戻ってきたら洗濯が終わっていたので乾燥機に移動します。乾燥機の説明書きに25kgで羽毛布団2枚が適量と書いていたので、今回は25kgの乾燥機を使用します。
料金は100円で6分です。何分やればいいのかわからないので、ひとまず500円を入れ30分間乾燥します。30分後に布団を触ってみると、まだほんの少し湿っているように感じたので、100円を追加しました。乾燥にかかった費用はトータルで600円です。
布団2枚を洗濯機で洗うと31分かかり料金は900円。乾燥にかかった時間は36分で600円使いました。今回、布団の洗濯と乾燥に費やした費用は1,500円で、時間は約1時間10分ですね。
コインランドリーとクリーニング、料金の差はどのくらい?詳細はこちら
丸洗いした布団の仕上がりを徹底検証してみた
ではコインランドリーで布団を洗うと、どれくらい綺麗になるのか、また風合いなども検証してみましょう。まずはおねしょ汚れがひどかった、ポリエステル100%のジュニア掛け布団から見ていきましょう。
紫色の糸で囲った部分は、おねしょによるシミ汚れです。
ほんの少し薄くなりましたが、まだ黄色いシミは残っていますね。
ふとんの表側にも大きなシミが広がっています。
全体的にシミが薄くなりましたが、まだ黄色く残っていますね。シミがついてから洗わずに何年も仕舞い込んでいたのが良くなかったのでしょう。
コインランドリーから取り出した時点で、ふとんの中綿がゴロゴロしていて、端っこには綿が入っていませんでした。白い矢印のあたりは綿がないので、ふとんの表地のイラストが透けてしまっています。
床に置いてみましたが、やはり綿がこぶしくらいの塊となっていました。塊部分が約10センチくらい盛り上がっていて、隅はペタンコでした。
次はピンクの羊毛掛布団の仕上がりをチェックしてみましょう。左右2か所に汚れがあります。
左側の茶色い汚れは綺麗に落ちました。右側のシミは、そのまま残っていますね。これは汚れの種類(原因)の違いでしょうか・・・。
さきほどのジュニア羊毛布団以上に、中綿のゴワゴワ感を感じます。一部分だけ綿が切れてしまって、ソフトボール大の塊ができてしまいました。
ふとんの片側に綿が集まってしまったようで、真中が薄く、端がこんもりボリュームが出てしまいました。
綿が1か所に集まり、ふとんの端が四角くなっています。
コインランドリーとクリーニング、料金の差はどのくらい?比較表はこちら
布団をコインランドリーで洗った感想
コインランドリーで掛布団の丸洗いを行った感想をまとめてみました。
- マンション住まいのなので、布団を抱えて自宅⇔駐車場⇔コインランドリーを往復するのが面倒だった
- 洗濯機、乾燥機それぞれに、適量が記載されているので、洗濯機や乾燥機のサイズ選びは簡単だった
- 乾燥にかかる時間が読めず、コインランドリーで待機し手触りで判断。追加の乾燥を行った
- 汚れについては全体的にくすみが落ち、綺麗になった印象。ただし、シミや汚れは落ちた部分と落としきれなかった部分があった
- 手触りは、丸洗い前よりゴワゴワしてしまった。綿が布団の端に片寄ったり、こぶし大の塊になってしまったり、綿の入っていない個所ができたりして、デコボコになってしまった
- 洗濯と乾燥にかかった費用は1,500円、所要時間は約1時間10分
ふとんのタグの「洗い方」には、部分的汚れのつまみ洗い以外は、クリーニング業者に相談するようにと記載されていました。やはり、ウォッシャブルタイプの布団(洗濯表示が洗濯機か手洗いのマークがついるもの)以外を素人が洗うと、ゴワつきなどの失敗をしてしまう恐れがあります。
今回は安物のジュニア布団と予備用の羊毛掛布団なので実験的にコインランドリーで洗ってみましたが、結婚するときに親に持たせてもらった羽毛布団をコインランドリーで洗う勇気はありません。
コインランドリーは安く洗濯できるところがメリットではありますが、デメリットも多い気がします。
【コインランドリーのデメリット】
- 想像以上に時間がかかる
- 布団を運ぶのが大変
- 満足の仕上がりになるとは限らない
以上のことから、今後、家族の布団を全部洗濯することは断念しました。
結論:布団リネットがおすすめ
そこで私は、大手宅配クリーニング業者の「ふとんリネット」に出してみました。ふとんリネットは宅配してもらえるので、コインランドリーで洗うよりも断然ラク!布団4枚が一気に綺麗になり、今では家族みんな気持ち良い布団で眠ることができています。仕上がりも10日と早くて助かりましたし、これだけ簡単に布団が綺麗になるなら、次からはコインランドリーではなくクリーニングを利用したいと思っています。
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コインランドリーとクリーニング、料金の差はどのくらい?
料金に関しては、コインランドリーとクリーニングを比較するとやはりコインランドリーのほうが安いです。
コインランドリーは1枚1,500円で済むのに対し、クリーニングに出すと1枚3,000円以上します。次に、布団クリーニング業界では安さで評判の「ふとんリネット」のクリーニング料金を調べてみました。
◆ふとんリネットのクリーニング料金表
合計 | 1枚当たりの料金 | |
---|---|---|
3枚 | 12,800円 | 4,267円 |
4枚 | 14,800円 | 3,700円 |
5枚 | 17,800円 | 3,560円 |
料金だけを考えると、コインランドリーの安さにはかないません。しかし、コインランドリーで洗うよりも楽であること、綺麗に仕上がること、など、様々なメリットを考えるとそう高くはありません。
ふとんリネットでは、布団を出せば出すほど1枚当たりの料金はどんどん安くなるシステムなので、家族分まとめて出せばさらにお得になります。私がふとんリネットを利用した時の詳細をレビューしています。思っていたよりも何もかも簡単で、仕上がりも大満足。ぜひレビューもご覧ください。
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口コミランキング!布団の宅配クリーニングおすすめNo.1はどこ?8社を比較