※2024年7月1日料金改定
この記事は1部過去の料金設定のものを含みます
最新の価格は以下の通りです↓
カジタクの口コミをチェック
イオンに行くと、レジ裏に置いてあるクリーニングやハウスクリーニングの箱がいつも気になっていました。「KAJITAKU(カジタク)」という言葉も知らなかった私ですが、イオンが取り扱っている安心感とネットで注文できる手軽さから実際に利用してみました。
クリーニングはパック料金だったので、今回は冬物まとめてカジタクに出してみます。近所のクリーニング店に出せば、1着1,500円~2,000円はかかるダウンやコート類を用意しました。私が利用したカジタクの宅配クリーニングは、保管付き6点パックで11,655円(税込み)です。1点1,942円、クリーニングだけでなく保管も付いているので、今回は安く冬物をクリーニングできます。
申し込み方法や洗濯物を発送するまでの手順、仕上がり、コスパなど利用してみてわかったカジタクの全体的な感想を詳しく書いていきます。
※2024年7月1日料金改定
イオンのカジタク衣類クリーニング保管付きを申し込み
※こちらの価格は旧価格の画像になります。
カジタクの公式サイトにアクセスし、「お申し込みはこちら→」ボタンをタップ。保管付き宅配クリーニングは点数別に料金が分かれていますので、15点パック(現在は販売終了)、10点(14,850円)、6点(11,165円)、プレミアム6点(17,820)の中から希望を選びます。私は6点パックを申し込みました。
※2024年7月1日料金改定
次にカートの中身を確認し、注文手続きに進みます。注文手続きでは名前、住所、電話番号などを入力し、完了です。あとは集荷キットが家に届くまで待ちます。
カジタクから届いた集荷キットを確認、集荷までの手続き
集荷キットが届きました。(通常2日~6日で届きます)集荷キットの中には、回収袋、佐川急便の着払い伝票、ビニール袋、申込書、ご利用案内、佐川急便の集荷の手紙の6点が入っていました。
着払い伝票には、カジタクの住所がすでに印刷されています。
申込書に名前、届け先住所、電話番号、お届け希望日もしくは曜日、時間とクリーニングに出すアイテムを記入します。該当するものは〇で囲むだけで、ないものはその他で記入です。最後に右下のチェック項目に目を通し、すべてにチェックを入れます。
利用案内に結束バンドがセロテープで付けられています。この結束バンドは、回収袋のチャックに最後につけるものです。
佐川急便への集荷の流れ通りに進めると、簡単に集荷の予約ができました。記載されているエリアから自身のエリアを選び、該当するセンターに電話すれば、あとは佐川さんがすべて進めてくれました。
この白いビニール袋は何?と思ったら、このビニールに入れてから回収袋に入れるそうです。雨で衣類が濡れたり、衣類が飛び出すのを防ぐためです、親切ですね。
ダウン、ウール・トレンチコートをカジタクの宅配クリーニングに依頼
今回カジタクに依頼した衣類は上記の衣類6点です。トレンチコートとベストダウン、ダウンコートは女性もの、ダウンジャンパー、薄手のコート、ウールのコートは男性ものです。
トレンチコートはベルトを外しています。利用上の注意にライナーやフードはコートにつけたままでもOK、ファーやベルトはNGとありました。
主人の通勤コートです。ほぼ毎日来ているので若干シワが気になります。
そのほかのダウンも汚れはないものの、汗を含んだのかやや重みを感じます。重~い衣類を白いビニールにたたんで入れます。回収袋が意外と大きいので、余裕で入りそうです。
回収袋に衣類が入ったビニール袋を入れ、衣類の上に申込書を置きます。この申込書は入れ忘れに注意です。回収袋がパンパンに見えますが、ダウンが多いのでもう少しキュッと詰めればもう一着入る気がします。
回収袋のチャックを閉めて、チャックの金具に結束バンドを付けます。これでセット完了!
回収袋の横に着払い伝票を入れます。あとは予約した集荷日時にきた佐川さんに渡して集荷作業は終わりです。クリーニングに出す衣類が決まっていれば、あっという間に終わります。
保管期間については、11月上旬に届くよう約6ヵ月後を指定しました。クローゼットがこんなにスッキリです。スペースができた喜びで、余計なものを買わないように注意しないと…。
保管6ヶ月後、指定日に衣類が到着!カジタククリーニングの仕上がりは?
保管をお願いしてから約半年後、指定した日時に衣類が届きました。その間、当然ながらすっかり忘れていましたが、カレンダーに記入していたので思い出しました。
想像よりも小さな段ボールに驚き、広げた新聞紙と大きさを比較します。この中に本当にかさばる冬物6点が入っているのでしょうか。シワが心配なので、さっそく開けてみます。
隙間なくキュッと入っている印象です。
衣類と一緒に入っていた手紙です。開いてみると、衣類が届いてからすることが書かれていました。
1.衣類が間違っていないか、点数の確認
2.ビニールカバーをすべて取り外す
3.陰干しを1日程度してから収納
→配送中のシワや匂いは、1日程度陰干ししておくと取れるそうです。
衣類を持った瞬間、クリーニング前より衣類が軽くなっているのが分かりました。あの重みは汗だったのでしょうか。
ダウンベストの胸の部分に生地が擦れている箇所がありました。斜めがけバッグのストラップで擦れたと思います。クリーニング後はやや残りを感じますが、きれいになっています。
ほぼ毎日着ていたダウンなので、シワシワだった女性用ダウンは見違えるほどきれいになりました。シワも激減し、ふわっとしています。嬉しい♪新品に近い状態に戻りました。
紳士用の薄手のコートです。縁がベロア素材ですが、そのベロアが濃くなったように思います。
こちらも全体的に、服の色がきれいに出ています。テカリもなくなり、汚れが落ちたということでしょうか。
見た目はあまり変わりはありませんが、シワも減り軽くなっています。
トレンチコートも新品に近い色合いに戻りました。
1点1,500円、保管してもらってこの仕上がり、主婦の私としては満足です。集荷も申込書の記入もつまづくことはなく、回収キットが届いてから集荷予約までは15分程度で終わります。そして、本当に家から一歩も出ずにクリーニングができたことに感動です。
戻ってきた衣類は、これといったシワもなく、ふわっとした状態でクリーニングしてすぐのような状態です。これからまたコートやダウンのシーズンなので、気持ちよく使えます。
約半年間、綺麗な環境で保管されていたんだなと分かります。自宅で保管しておくより衣類にとっても良いですね。預かってもらっていた期間、クローゼットがスッキリとして窮屈でなかったのも嬉しかったです。
【カジタクの上手な利用方法】クリーニング料金が高い衣類を出すとお得
店舗型のクリーニング店とイオンのカジタク宅配クリーニングの違いは、設定料金です。店舗型はアイテムごとに料金設定されていますが、カジタクは決まったアイテム点数ごとに料金が設定されています。
アイテム点数が多いパックほど、1点の料金は安くなります。クリーニングに出すアイテムによっては高くついてしまうものがありますので、ここではどのようなアイテムを出すとお得かを見ていきます。
カジタクに出すとお得なアイテムはコレ!
主に、一般のクリーニング店でクリーニング料金が高いアイテムを挙げてみました。
- ダウンジャンパー(ダウンジャケット)
- ダウンジャンパーロング
- ダウンベスト
- ハーフコート
- ロングコート
- トレンチコート
- ワンピース
- 礼服
- スキーウェア上
- スキーウェア下
- ジャンパー
- スーツ上
冬物の衣類、ダウンやコートが目立ちます。これらはアイテムごとに料金を支払うと非常に高くなってしまいます。そういう衣類をまとめて出す時にカジタクのパック制はお得になります。
カジタクではワイシャツとネクタイに関しては3枚、3本で1点計算としてクリーニングしてもらえます。しかし、ワイシャツ3枚で966円ということは、1点で322円。ワイシャツを出すには近所のクリーニング店と比べるとやや高いように思います。ネクタイはどこのクリーニング店でも300円前後かかるので、カジタクで出してもいいですね。
カジタクはこの料金に、送料も含まれます。クリーニングに行く手間がなく、自分の都合のいい時間に利用することができることも考慮するとセーターやカーディガン、スーツの上を出しても他のクリーニング店と変わりはありません。
保管は最長9か月、カジタクの保管ルームはカビ、シワ、虫食いの心配なし
私は保管サービスで冬物を預けましたが、しばらく使わない衣類をクリーニングに出すと同時に保管してもらって使う時期に配達してもらったのでとても便利でした。
カジタクの保管ルームは湿度や温度管理を徹底しています。衣類だけを保管するためだけの部屋を設け、衣類はすべてハンガーで吊った状態で保管します。せまい部屋にギュッと押し込むのではなく、広々とした一室にゆったりと保管しています。
保管は最長9か月、最短で3週間になります。返却日は自分で自由に決めることができますし、急きょ返却日を早めることも可能です。長く預かってもらう方がクローゼットもスッキリしてラクですが、返却日は少し余裕をもった日にちを指定すると安心です。
カジタク保管ルームの秘密1:保管中のカビを防ぐ
クリーニング後の衣類を自宅で次のシーズンまで保管する際、クローゼットにギュッと押し込んでいませんか?クリーニング後に衣類にかぶせてあるビニールカバーを外していますか?
ビニールカバーを付けたままだと、湿気がこもってしまいカビの原因になります。他にも湿気を吸った衣類は型崩れを起こしたり、ワイシャツなどは黄ばみといった変色を起こしていまします。
締め切った押入れやクローゼットは朝晩で変化する外気温とは違い、一定の温度と湿度を保っています。快適な温度と湿度ならばいいのですが、夏場は温度27℃前後、湿度70%前後にもなります。まめに押入れやクロゼットを開け、クーラーや扇風機で風を送っていればカビの問題もありませんが、難しいところです。
カジタクではビニールカバーをつけたまま保管しますが、温度と湿度が管理されえているのでビニールカバー内に湿気がこもることはありません。そしてカバーをつけたままなので、ほこりをかぶることもなく清潔です。
カジタク保管ルームの秘密2:衣類は吊って保管し、シワ予防
カジタクではクリーニング後の衣類は吊って保管します。コート類やワイシャツは自宅でも吊って保管しますが、セーターなどのトップスはたたんでタンスにしまうことが多いと思います。たたんでできるシワをカジタクでは予防することができます。
そして衣類をギュッと詰めて吊るのではなく余裕を持って保管するため、クリーニングした直後のふわっとした感触を残すことができます。
カジタク保管ルームの秘密3:セーターを食べる虫もいない
セーターやTシャツでたまに見つける「虫食い」。我が家のタンスに虫がいるの?と焦ってしまいますが、衣類を食べる虫は風に乗って洗濯物にくっつき、そのままタンスに住み着いてしまいます。
長期収納する際は、ときよりタンスを開けて風を通したり、クーラーの冷気が届くようにしてあげると虫を追い出すことができ、虫くいを予防できます。でもこの作業、ついつい忘れがちです。それに虫食いは、その服を着たときに初めて気づくことが多いため、事前からこういった予防をすることは難しいです。
その点、カジタクの保管ルームではクリーニング後すぐの衣類なので虫が付いている心配はありません。虫が付いていない衣類だけが保管されるのです。しかも虫が繁殖する絶好の環境は多湿です。湿度管理がされているカジタクの保管ルームでは、虫食いの心配はありません。
【イオンカジタク宅配クリーニング】衣類6点パックの感想
戻ってきた衣類は石油臭もなく、届いてすぐに段ボールから出して吊ったせいかシワもなく、ふわっとした仕上がりでした。この仕上がりには正直驚きです。近所の大手クリーニングと仕上がりは変わりません。
パック料金だったので、クリーニング料金が高い衣類を6点出したことも正解でした。今回出した衣類6点を近くの大手クリーニングに出すと、全部で8,100円ですが、カジタクは保管も付いて配送料金込みで9,000円、安いだけでなく仕事をしている私には時間を有効に使えてとても便利でした。
イオンカジタク衣類クリーニング6点パックを実際に利用してみたまとめ
- クリーニング店に衣類を持っていく、取りに行く手間がなくラクだった
- 発送、受け取りは自分の都合のいい日を選べ効率がいいと感じた
- クリーニング+保管6ヶ月で1点1,500円で出せたのは嬉しい
- 仕上がりは大手クリーニングと同じで満足できた
- 保管にはしばらく使わない衣類しか出せない
もっと手こずるかと思った集荷作業もすんなり進めることができ、あっという間にクリーニングを出すことができました。冬物をまとめてクリーニング屋に持ってくことは大変ですが、これなら簡単にクリーニングを利用できます。
点数が多いとかさ張るし重くなる冬物を、クリーニングに出しに行かなくちゃ~、店が空いているといいな~といったストレスからも解放されました。今回、カジタク宅配クリーニングの仕上がりがわかったので、また次回、溜まった冬物をカジタクでお願いしたいと思います。クリーニングに出す点数を多くするとさらに安くなるので、気になる方はぜひ下記のカジタク公式サイトもご覧ください。
続いてカジタクの料金や使い方について詳しく見ていきたいと思います。
【第2章】【イオンの衣類クリーニング】カジタクの料金・使い方・評判を詳しく解説
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