布団の宅配クリーニングのレビュー第三弾として、ふとんリネットで布団の丸洗いにチャレンジしました。リネットの布団クリーニングは、これまで私が試した3社の中で最安値です。この安さで果たしてどこまで満足できるのか期待したいです。
今回リネットには羽毛布団、敷布団のほか、毛布の丸洗い料金が安くてお得なので一緒に出すことにしました。利用の仕方から仕上がりまでレビューします。
【ふとんリネットに出してみた】専用バッグに布団と毛布を梱包して発送
ふとんリネットのホームページで申し込みを済ませた数日後、クロネコDM便で発送キッドが到着しました。3/11に申し込み、ふとん専用バッグが届いたのが4日後の3/15でした。以前試したリナビスでは申込翌日に到着したので、それに比べるとリネットは少し遅く感じました。
発送キッドの中身は、布団袋、伝票、結束バンドの3点で、他社と比べてとてもシンプルです。宅急便の伝票にはすでに私の住所が入力されています。他にも申込書類のようなものは一切ありません。面倒くさがり屋の私にとって、手書き作業がないのは嬉しいです。
羽毛掛け布団2枚と、シミの目立つ敷布団、かなり年季の入った毛布の4点を梱包します。
他のクリーニング業者と同様、布団袋に布団を詰めていくだけで、とても簡単です。
最後に結束バンドでチャックを結び、着払い伝票をバックのポケット部分に差し込みます。ヤマト運輸に電話をして、集荷を待ちます。
布団の仕上がりチェック!リネットでシミや臭いは落ちた?ボリュームは?
自宅を出てから11日後に、丸洗いされた布団が届きました。布団は1枚ずつビニール袋で包装されてます。
ビニール袋の上からでも、ふわふわした手触りを感じることができます。布団一枚一枚に「抗菌・防臭加工済」の紙が同封されています。清潔感があっていいですね。
【羽毛掛け布団1】ふわふわの仕上がり!シミ汚れも小さく
クリーニング前と比べてフワフワになり、ボリュームが増しました。羽毛の片寄りもなく、布団の端までしっかり羽毛が詰まっています。
【羽毛掛け布団2】汗の臭いがスッキリ落ちた!羽毛もふっくら
ちなみに、布団到着時の様子はこんな感じです。布団は一枚一枚ビニールで梱包されていて、袋の中に「抗菌防臭加工証」が入っていました。リネットの布団クリーニングは、ダニ死亡率99%と公式ページにありました。もちろん目には見えませんが、清潔さを感じ、丸洗いでダニやカビまで落ちた気がしてきます。
布団の品質表示についているリネットのタグ(3-163)と加工証に貼り付けられているタグの番号(3-163)は同じものです。さらに加工証にバーコードが印刷されていますが、これはふとんリネットで取り扱っているすべて寝具に割り当てられています。
品物1点ごとにバーコード管理をすることで、布団が今どこにあるのかを追跡することが可能です。クリーニング業界では、紛失や入れ間違いのトラブルが後を絶ちませんが、リネットはバーコードによってしっかり管理されているので安心して利用できます。
【敷布団】頑固なシミは残るも、へたり復活でボリュームアップ
私が独身時代に愛用していた敷布団。結婚した時に実家から持ってきたのですが、普段使いはせずに実母が泊りに来た時の予備の敷布団として押入れに収納しています。
しかし、布団全体を覆っていたくすんだ汚れは落ち、スッキリ綺麗になりました。長期間押入れにしまいっぱなしだったので、へたりがあった敷布団ですが、布団のボリュームも新品のように復活しました。
【毛布】シミが消えて毛足が整いふっくら
リネットで布団クリーニングをしたまとめ
布団丸洗いレビュー第三弾企画として、リネットで布団と毛布のクリーニングを申し込みました。以前試したリナビスやフレスコと比較して、残念だった点と特に優れていると感じた点をまとめてみました。
- 20年来愛用の敷布団の古いシミと、掛布団についてた原因不明のシミが落ちなかった
- ふとんのボリュームが復活した
- 汗臭さが解消した
- 布団3点の丸洗いで9,500円は3社の中で最も安い
- 布団3点以上の申し込みで、毛布が1,200円と格安でクリーニングできる
- 毛布や枕、シーツはもちろん、座布団、ぬいぐるみ、着ぐるみなど他社では扱っていないアイテムも丸洗い可能
- 布団に生えてしまったカビも、丸洗いの工程で滅菌できる
ふとんリネットの申込方法
リネットの布団クリーニングは申し込みも簡単です。ホームページにアクセスし、申し込みフォームにしたがって入力するだけなので、初めてでも不安なく宅配クリーニングにチャレンジできます。
リネットの布団クリーニングをお得に利用する方法
私がリネットを利用した当時は3点9,500円のパック料金制でしたが、現在は3点出すと12,800円と料金を上げています。この値上げの理由は他の宅配クリーニング業者も同じ、提携している宅配業者の運賃値上げによるものです。残念ですが仕方ありません。
そこで、リネットの布団クリーニングをお得に利用する方法を紹介します。実は、出し方を工夫すれば、料金を安くすることができるのです。
出し方のポイントは、1つの集荷袋にできるだけ多くの布団を詰め込むこと。リネットは専用袋に布団をたくさん入れると、その分1枚当たりの料金が割安になります。
しかし、現在の専用袋は、上記レビュー時よりずいぶんサイズが小さくなってしまいました。新旧の集荷袋の大きさを比べてみるとかなり違います。たくさん入れるとお得とは言え、こんなに小さくなって、それほど入らないんじゃないかと不安です。
羽毛布団をそのまま1枚入れたところ、すでにピッタリな感じ。頑張って押し込んでも羽毛布団2枚が限界かなと感じます。
つまり、リネットで布団クリーニングするには圧縮袋の利用が必須と言えます。リネットでも圧縮袋の利用を推奨しています。
どれだけ入るかは、布団の組み合わせ次第です。敷布団を圧縮するにはどうしても限界がありますが、羽毛布団は圧縮すればペタンコになります。また、こたつ布団や肌掛け布団なら薄手なので、かさばりません。
実際に圧縮袋を利用して何枚入るか試したところ、肌掛け布団2枚を含めて最大6枚入れることができました。集荷バッグ2つに分けてしまったら割高になってしまって意味がないので、クリーニングしたい布団は一気にまとめて出すとお得です。
- 圧縮袋を活用し、できるだけ多く詰め込む
- 羽毛布団など圧縮率が大きいものを出す
- こたつ布団、肌掛け布団など薄手のものを出す
私がお試しで出した毛布も、布団2枚以上と一緒に出すと1枚1,500円となります。冬場に使った寝具類をしまう前にまとめてクリーニングする時、リネットの布団クリーニングは最適ですね。
【ふとんリネットが最安値】大手布団クリーニング店と比較
ふとんリネットは他社と比べてどのくらい安いのでしょうか。布団の宅配クリーニング大手4社(リネット、リナビス、フレスコ、カジタク)で料金を比較してみました。
リネットは何枚布団を出しても、他社と比べて安いことが分かります。平均して1枚あたり約700円ほど安いです。リネットの圧縮袋(400円)を数枚買ったとしても、他で出すよりお得です。
敷き布団はややかさばるので、掛け布団やこたつ布団、肌掛け布団を組み合わせ、圧縮袋を利用して上手に梱包できればお得にクリーニングできます。その他の詳細はリネットの公式ホームでご確認下さい。
第2章では私が「布団リネット」を選んだ3つの理由や詳しい料金について解説しています。
【第6章】布団の丸洗いは宅配クリーニングのリネットがおすすめ!料金・口コミをチェック
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