数年前の春のことです。1シーズン使って、子供たちが牛乳や味噌汁、お菓子とさまざまな食べ物をこぼしてすっかり汚れてしまった「こたつ布団」を洗濯機で洗いました。
ドラム式洗濯機にこたつ布団をギュウギュウに押し込んだら、脱水時に異変が∑(・Д・・)
我が家の洗濯機は横型ドラム式です。乾燥機機能も付いていましたが、数年前から使えなくなってしまい、今では洗濯機機能のみ使っています。もしかして、乾燥機機能が使えたらこのときの失敗はなかったかもしれません。
まず、こたつ布団をかなり強引に洗濯機の中へ押し込みました。それまでもラグマットや薄手の敷布団、夏用の羽毛布団などを洗濯機で洗って問題はありませんでした。だからクリーニング屋さんに出して綺麗にするという選択肢は、私の頭にはみじんも浮かびませんでした。迷わず、天気の良い朝に勢いで洗いました。
一応、「大物」というコースを選び、洗剤もおしゃれ着洗いようの液体洗剤にして洗いました。洗い、すすぎは順調に進んで行きました。しかし、脱水にかかったところで異変を感じました。「ガタガタガタ!」と大きなものや重いものを洗うとよくある洗濯機が揺れる音でした。
途中で、脱水が止まりエラーが表示されました。しかし、布団を取り出してはまた脱水に挑戦し、取り出しては脱水し、を数回繰り返したところで、なんとか脱水も終わったのでした。
強引な脱水でこたつ布団の縫い目が破れ、綿が偏ってしまった
一安心して、洗濯機から取り出し、天日干しをしようと広げてみると、なんだか布団が薄くなったような気がしました。物干しざおに広げて見てみると、中の綿が偏ってしまい、薄い場所と固まって膨らんでいる場所ができてしまったのです。
羽毛布団などのように、布団がいくつかのブロックに分かれていてその中に羽毛や綿が入っているのではなく、私が使っていたこたつ布団は布に大きなシート状の綿が一緒に縫い付けられていたのです。
その縫い付けられていた部分が破れ、綿があっちへいったりこっちへいったりとぐちゃぐちゃになってしまったのでした。なんとか修復させようと、干した状態で中の綿を移動させようとしましたが上手くはいきませんでした。
修繕はしたものの、こたつ布団は元に戻らず後悔
しかたなくそのまま干し、乾いたところでもう一度綿を移動させてみることにしました。細かく切れてしまった綿はなんとかもとあった場所に戻すことはできましたが、大きいまま場所がずれてしまった綿は直すことができませんでした。今もそのままです。
形は悪いし、掛け心地もなんだか違和感がありますが、使えないわけではないので、なんとか我慢して今も使っています。洗濯機に入るからといって勢いで大物を洗ってしまうのは避けた方が良いと、このとき学習しました。