私は、羽毛のシングルの掛け布団の汚れが酷かったので、2層式の洗濯機で洗ってしまった経験があります。
洗濯機に羽らしき白いもの発見。でも後戻りできないから脱水へ
まず洗濯層に入れるのにも押し込んで、入れるのが大変でした。回すのも20分くらいで良いかなと思い20分に設定して、アリエールの粉洗剤と、柔らかく良い匂いがするように柔軟剤を入れて洗濯機を回しました。
途中、ゴトゴトと異音を発して何度も止まります。その都度、掛け布団を洗濯機に押し込み直して回しました。この時点で羽らしきものが水の中でグルグル回っていましたが、あまり気にもとめませんでした。
洗濯が終わって水を抜くとなんと羽毛の羽がいっぱい出ているではありませんか。この時点で、羽毛掛け布団は洗濯機で洗ってはいけないものなの?と思いました。やってしまったことは仕方がないと思い洗濯を続けました。脱水機に入れるのも一苦労です。
脱水後の布団はヨレヨレ…干せばフカフカが戻るかも?と期待
水を吸った羽毛掛け布団は重いし、脱水機は小さいから押し込むのが大変です。なんとか体重をかけて押し込んで脱水機を回します。脱水機も音を立てて何度も止まってしまいます。その都度、押し込んで脱水を続けます。何度も止まるので洗濯するより時間が掛かりました。
ようやく脱水が終わって羽毛の掛布団を脱水機から出してみると、羽毛の掛布団はヨレヨレで縮んでいました。羽も結構出ちゃったから仕方がないのかな?と思いながらも、干して乾燥すれば羽毛本来のフカフカが戻るのかな?と淡い期待もしていました。
羽毛掛け布団は、日当たりの良い2階のベランダに広げるように干しました。水を吸っている羽毛掛け布団は重くて、2階に運ぶのも体力が必要で大変でした。まず表を1日天日干しして、乾いたら裏面を天日干ししました。布団の洗濯は、1日では乾ききらず、丸2日かかりました。まるで梅干しを干しているかのようでした。
布団が乾くまで丸2日。洗濯するなら必ず天気予報を確認
布団を洗濯するのには2~3日先までの天気を予報で確認しておくことが大事ですね。2日かかって、ようやく羽毛掛け布団は完全に乾きました。が、もう見た目から、クタクタでとても布団ではないですね。何度も布団叩きで叩いてシワを伸ばそうと試みても元に戻ることはありませんでした。
とてもじゃないけど、この羽毛掛け布団で寝ることはできないと思い、もう使うことは断念しました。洗うのも干すのも大変だし、仕上がりも酷いもので、羽毛掛け布団は、洗濯機で洗濯するものではないと改めて思いました。
結局、処分しました。処分するにも粗大ごみでは回収費用がかかるので、ハサミで切って幾つかの袋に分けていれて、燃やすゴミで出しました。改めて感じたことは布団は自分で洗濯しないで初めからクリーニングへ出すことと痛感しました。安い布団ではないので勿体ないことをしました。
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